東京エディション虎ノ門 – 日本初上陸!新ラグジュアリーライフスタイルホテルでのステイケーション

by Michelle
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2020年10月20日、東京虎ノ門に待望のホテル「東京エディション虎ノ門」がオープン。
約3年前、2017年に日本にエディションブランドが進出するというニュースを知ってから、個人的にずっと楽しみにしていたホテルにようやく宿泊することができた。

何を隠そう、自粛期間中にこのホテルのクリエイティブディレクションを手掛けるイアン・シュレーガー氏のインスタライブを見るほど、私は彼のファンのひとり。

ホテルステイから帰宅後、記憶が薄れないうちに早速このblogを書いている。
1泊2日、ずっと東京エディション虎ノ門のホテル内で過ごした宿泊記をご紹介。

 

エディションホテルとは?


日本人にはまだ馴染みの少ない「EDITION(エディション)」ブランド。ブティックホテルの祖と言われる、イアン・シュレーガー氏がディレクションを手掛ける、マリオットグループの最上級ブランドホテルだ。
イアン・シュレーガー氏は、NYが好きな方はきっとご存知、instagramでよく見かける赤いエスカレーターで有名な「PUBLIC Hotel(パブリックホテル)」も手掛ける人物。ラグジュアリーホテルとビジネスホテルの間、デザイナーズホテル、ブティックホテルというカテゴリーを定義したのがまさに彼。

マリオットの最上級ブランドと聞くと、エレガントなラグジュアリーを想像しがちだが、エディションが提供する体験はそれとは違う。掲げているのは、唯一無二のライフスタイルホテルブランド。モダンライフスタイルにアプローチする“肩肘張らないラグジュアリー”を体感できるホテルなのだ。

東京エディション虎ノ門の内装デザインは、世界的に活躍する建築家・デザイナーの隈研吾氏によるもの。31階のメインロビーを見上げると、この木の感じ、まさに隈研吾氏が手掛ける建築イメージだ。

THE TOKYO EDITION_The Lobby Bar

東京エディション虎ノ門は、高さ180メートルにもおよぶ新複合施設、東京ワールドゲート内神谷町トラストタワーの31〜36階に位置している。
地下にある車寄せは少々わかりにくいものの、神谷町駅直結という好立地。

31階のメインロビーエリアには、レセプション、コンシェルジュデスクの他、2つのレストラン(うち1つは2021年オープン予定)、バーがあり、高い天井と25種類500以上の植栽に溢れる居心地のいい空間となっている。

THE TOKYO EDITION

現在は、NY、ロンドン、マイアミビーチ、ウェストハリウッド、バルセロナ、上海、三亜、アブダビ、ボドルムを含む全11拠点で運営。
元々、上海に住んでいた頃、上海エディションが大好きで、毎週足を運んでいたほど。今後は東京銀座にも新たなエディションホテルがオープンを予定していると聞いて、期待が高まるばかりだ。

 

 

Room Tour – 客室紹介


客室は全206室。スタンダードな客室でも42㎡〜とゆったりとした造りになっている。
テラス付き客室が一推しだと、ホテルの方も話していたのだが、東京の高層ホテルには珍しく、平均26㎡のテラスを備えた客室が15室(うちスイート3室)あるのも特徴。どのカテゴリーの部屋にするのかつい迷ってしまうだろう。

今回私たちが宿泊したのは、タワースイート 3425号室。
その名の通り、東京タワーを望む角部屋のスイートルームだ。

THE TOKYO EDITION_Roomリビングエリアには6人掛けテーブルと、真っ白なL字型のソファ。壁に設置されている大画面のテレビは、YouTubeをはじめChromecastで画面投影を楽しめる。

ローテーブルには、ウェルカムアメニティーとしてマスクやサニタイザーはもちろんのこと、クリスマスウィークに嬉しいスイーツが用意されていた。

THE TOKYO EDITION_Room

THE TOKYO EDITION_Room
THE TOKYO EDITION_Room

奥に進むとベッドルーム。このお部屋にももちろん大画面テレビが備わっているが、
たっぷりと差し込む日差しと東京タワーviewの眺めがあれば、テレビをつける必要もなかった。

スカイツリーよりも東京タワー派。この眺めには特別感を感じるのだ。

THE TOKYO EDITION_Room

THE TOKYO EDITION_Roomイアン・シュレーガーの手掛けるホテルに共通して置いてある、ベッドの上にある、ファースロウ。
脱ぎ捨てたファーコートをイメージしているのだとか。

ベッドルームにあるウォークインクローゼットはちょうどいいサイズ感。

THE TOKYO EDITION_Room

バスローブとは別にブラックの浴衣が設置してあるところなど、エディションの中でも東京らしさを感じるポイント。
グローバルブランドとはいえ、各地にカスタマイズしたデザイン、おもてなしは好印象だ。

THE TOKYO EDITION_Room

THE TOKYO EDITION_Room

 

リビング、ベッドルームの順にさらに奥に進むと、一番奥が東京タワーviewのバスルームになっている。
洗面台はもちろんダブルシンク。写真で見てわかるように、潤沢に用意されたふわふわのタオルもありがたい。(バスタオルは計4枚、、フェイスタオルなどは6枚ずつセットされていた。)

THE TOKYO EDITION_Room

バスアメニティーにはエディションファンがこぞって購入する、NY発の香りブランド、Le Labo(ル ラボ)のエディション限定ブラックティーの香りのバスグッズたち。

シャンプー、コンディショナーの香りはもちろん、髪もさらさらになってお気に入り。
(普段ホテルの備え付けシャンプー類はあまり使わないのだが、エディションは別。)
THE TOKYO EDITION_Room

THE TOKYO EDITION_Room

客室内にはビッグボトルが設置されていて、お風呂上がりにはこの香りのボディーローションを身に纏って癒された。とろみのあるテクスチャーのボディーローションは男性にもおすすめだ。

THE TOKYO EDITION_Room

石鹸も非常にいい香り。
Le Laboのコラボプロダクトは、スパまたはエディションの公式オンラインショップ  で購入することができるので、ぜひチェックしてみて欲しい。

 

今回のお部屋、一番のお気に入りのポイントはなんといっても夜景。
リビング、ベッドルーム、バスルーム、どの部屋からでも至近距離で東京タワーを望むことができるのだ。

THE TOKYO EDITION_Room

THE TOKYO EDITION_Room

THE TOKYO EDITION_Room

THE TOKYO EDITION_Room

THE TOKYO EDITION_Room

ちなみに、ホテル内のバーとレストランは、自粛要請のため22時半までの営業。(2020年12月23日現在)
宿泊客ならお部屋でゆっくりくつろぎながら飲み直すものいいだろう。

客室内のミニバーには東京を感じられるスナックやドリンクなどが揃っていて、ビール好きの方には東京IPAもおすすめだ。

THE TOKYO EDITION_Room minibar

タワースイートのお部屋は角部屋ならではの特権、朝日も夕日含めた東京のいろいろな表情を楽しむことができた。
THE TOKYO EDITION_Room

THE TOKYO EDITION_Room

個人的な感想だが、これからプロポーズなどを考えている方にもぜひおすすめしたい客室。
優しい木の色と白貴重の家具が居心地の良さを演出してくれる上、目の前にそびえる東京タワーの景色。

本当なら今頃海外でのクリスマス休暇を楽しんでいる予定だったが、日本にいながら東京のこの風景を眺めるのも悪くない。むしろ、最高だ。

 

 

レストラン 「The Blue Room」


2020年12月現在、東京エディション虎ノ門内で営業しているレストランは「The Blue Room(ブルー ルーム)」。
鮮やかな青が印象的なダイニングでは、朝食、ランチ、ディナーとドイツ人シェフによる多彩な料理を楽しむことができる。

開業後、何度かランチ、ディナーで利用していたThe Blue Roomだが、世界一健康的な朝食と謳っている朝ごはんをいただいたのは、宿泊した今回が初めて。

素敵なお部屋だったので、のんびり朝寝坊してインルームダイニングもいいなぁと思いつつ、せっかくなのでレストランでの朝食をいただいた。
THE TOKYO EDITION_The Blue Room View

私は和朝食、夫は洋食をセレクト。
和朝食の内容は、選べるお米(特別厳選米の白米か玄米)、黒富士農場のオーガニック卵、ロメインレタスと水菜のサラダや日替わりのお魚(この日は鮭)、南高梅などなど。お味噌汁は独自ブレンドの甘さのある白味噌だ。

THE TOKYO EDITION_The Blue Room Breakfast
近頃、外資系ホテルでも和朝食を選ぶことが増えたのだが(子供に取り分けるとなるとつい…)、東京エディション虎ノ門のゲストは8~9割の方が洋食を選ぶのだそう。

洋食メニューのThe Blue Room Breakfastは、なんといっても食材に対するこだわりが強い。パンひとつとってもフランス最高級オーガニックの小麦CRCを使用したクロワッサン、バターはフランス産高級AOPバターのPamplie(パムプリー)を提供。また、オーガニックジュースでおなじみのアランミリアのナチュラルオーガニックジャムも添えられていた。

THE TOKYO EDITION_The Blue Room Breakfast

オレンジを3〜4個丸々しぼったフレッシュジュース、旬のフルーツプレート、コールドカットにはスペイン産イベリコ豚のチョリソー、13ヶ月熟成のパルマ生ハム、ノルマンディーのカマンベールチーズなど盛りだくさん。

THE TOKYO EDITION_The Blue Room Breakfast

THE TOKYO EDITION_The Blue Room Breakfast

選べるエッグディッシュには、The New York EDITIONで人気のAvocado Toast、Egg&Bacon Sandwichもラインナップされていて、洋食メニューが人気なのも納得だ。
平日は宿泊者以外でも朝食利用ができると聞いて、今後は友人を誘って世界で一番健康的な朝食に足を運びたいと思った。

 

The Blue Roomのディナータイムは、日中の印象と打って変わって、東京の夜景を一望するロマンティックなレストランへとその表情を変える。

THE TOKYO EDITION_The Blue Room

THE TOKYO EDITION_The Blue Room今回のホテルステイは、今の時期限定のクリスマスコースディナーをいただくことに。
FESTIVE FEAST(フェスティブ フィースト)5品のコースを堪能した。

THE TOKYO EDITION_The Blue Room

THE TOKYO EDITION_The Blue Roomコースは大好きなビーフカルパッチョからスタート。クリスタルキャビアがのったエシャロットクリームとの相性よく、下にはパセリマヨネーズが敷かれている。

続いて、ヒラメのロースト×ブールブランソース。ディルがアクセントになっている軽やかな味わいの一皿。

THE TOKYO EDITION_The Blue Roomそしてメインは鴨の胸肉のコンフィ×ポートワインソース。鴨のもも肉のコロッケも添えられている。

THE TOKYO EDITION_The Blue Room

鴨肉に合わせていただいたイタリアの赤ワインは、いつも丁寧な説明をしてくださるソムリエYさんセレクトのカッシーナ・ロエラのバルベーロ。(Barbera D’asti Speriore “San Martino” Cascina Roera )

THE TOKYO EDITION_The Blue Room

THE TOKYO EDITION_The Blue Room

デザートには目の前で仕上げていただく温かいクリスマスプディング。

THE TOKYO EDITION_The Blue Room

最後に青カビ系のチーズ、スティルトンと洋梨のマリネを合わせたお料理で締め括り。

THE TOKYO EDITION_The Blue Roomワインにとても合うお食事で、今まで東京エディション虎ノ門でいただいた中でも(オープン間もないプレビュー期間から何度か足を運んでいる)一番好みのコースだった。

夫婦水いらずで夜景をみながら食事をするなんて久しぶり。クリスマス当日は2歳になったばかりのboyが主役だが、こういったご褒美時間でしっかりと充電することができた。

 

 

Lobby Bar


都心の新しい社交の場、「Lobby Bar(ロビー バー)」。

窓際のソファ席は植物で仕切られたまるでプライベート空間のように寛ぐことができ、床から天井までの高さ7.8mの窓から東京タワーを一望するスカイラインが広がっている。

THE TOKYO EDITION_The Lobby Bar

THE TOKYO EDITION_The Lobby Bar

 

こちらのLobby Barでは、アフタヌーンティーを。
予約は12時〜、14時半〜のそれぞれ2時間制。冬場は日が落ちるのが早いので、最後の時間帯の場合はちょうど外の景色がマジックアワーに差し掛かる。

THE TOKYO EDITION_The Lobby Bar
この日は運よく東京タワーviewの角のソファ席に案内いただいたのだが、ソファ席をリクエストしたい場合は事前にアフタヌーンティー予約をおすすめする。(*アフタヌーンティーは予約なしでも注文可能)

いただいたのは、1月3日までの期間限定のFESTIVE AFTERNOON TEA(フェスティブ アフタヌーンティー)。

THE TOKYO EDITION_The Lobby Bar

定番のミニトースティー、3種類のサンドイッチからスタートし、3段トレーにはホリデー仕様のスイーツたちが並ぶ。
セイボリーはフォアグラ、冬トリュフ、キャビアなど、通常のアフタヌーンティーよりもアップグレードした食材を使用。
中でもチョコレートのブッシュ ノエル、サンタ帽の形をしたバルサミコ酢が入ったストロベリースイーツが美味しくてあっという間におなかの中へと消えてしまった。

 

こちらのLobby Bar、お酒を片手に日が沈んだあとに夜景を楽しむのもおすすめ。
The Blue Roomでの食事のあと、カウンターに座って季節のカクテルをいただいた。
THE TOKYO EDITION_The Lobby Bar

ホリデーシーズンならではのFESTIVE Cocktail(フェスティブ カクテル)、とちおとめブラン、生姜とリンゴのマルガリータをオーダー。

THE TOKYO EDITION_The Lobby Bar

THE TOKYO EDITION_The Lobby Bar

洗練されたパブリックスペースには出会いがある。素敵な場所には素敵な人が集まって来ているのだ。
以前、ここでたまたま会話を交わした香港人ご夫婦と今では家族ぐるみで仲良くしていただいている。

宿泊以外でも東京エディション虎ノ門のレストランやバーへぜひ足を運んでみてもらいたい。

 

 

Gym+Pool


宿泊中、ありがたかったのはたまたまジムとプールが貸し切りになった時間帯があったこと。
近頃はGoToトラベルキャンペーンも相まって、どのホテルもジムやプールの利用制限をしているところが多い中、久しぶりにマイペースに利用することができた。

THE TOKYO EDITION_Gym

24時間利用できるフィットネスジムにはTechnogymの最新機器が揃っており、宿泊客は有料でシューズとウェアのレンタルができる。(プール利用時の水着のレンタルも可能)

プールエリアには全長14mのプールと、ジャグジーが完備。朝食後など、ワークアウトの時間を楽しむことができた。

THE TOKYO EDITION_Pool
THE TOKYO EDITION_Pool

THE TOKYO EDITION_Pool

 

 

The Spa at The Tokyo EDITION, Toranomon


THE TOKYO EDITION_Spa

スパについても語りたいのだが、これは長くなるため別途blogを書いた。
こちらも合わせて読んでいただけると嬉しい。

▼スパ アット 東京エディション虎ノ門 – 贅沢だけど肩肘張らないラグジュアリーなスパ体験https://thetravelandlifestyle.com/the-spa-at-the-tokyo-edition-toranomon

 

2021年オープン予定「The Jade Room + Garden Terrace」


THE TOKYO EDITION_Jade Room

東京エディション虎ノ門にはまだオープンしていないレストランとバーがある。
そのうち、「The Jade Room + Garden Terrace (ジェイド ルーム + ガーデン テラス)」を見せていただいた。

レストランの指揮をとるのは、最年少でミシュラン2つ星を獲得したトム・エイキンズ氏。
天空ガーデンとも称されるテラスエリアを構えるレストランのオープンが楽しみで仕方がない。

 

 

東京エディション虎ノ門おすすめの予約方法&Marriott Bonvoy特典


東京エディション虎ノ門はマリオットグループ最上級ブランド。つまり、Marriott Bonvoyの会員特典が適用される。
6つの会員種別の中でも、ただ無料会員になるだけで適用される割引もあるので、まずはMarriott Bonvoyの会員になって置くことをおすすめする。

Marriot Bonvoy Marriot Bonvoy
https://www.marriott.co.jp/loyalty/member-benefits.mi

周りに多いspgカード保有者向け情報として、主なゴールドエリート会員特典は以下の通り。
(*Amex spgカード保有者はMarriott Bonvoyゴールドエリート資格自動付帯)

 

東京エディション虎ノ門
Marriot Bonvoy ゴールドエリート会員特典

▶︎客室のアップグレード(スイートを除く/空室状況による)
▶︎最大14時までのレイトチェックアウト(空室状況による)
▶︎宿泊時の25%のボーナスポイント
▶︎宿泊時のウェルカムポイント 500ポイント進呈
▶︎レストラン&バー 通常15%割引(The Blue Room & The Lobby Bar/朝食を除く)

▶︎お子様向け特典(最大2名までが対象)
6歳以下:朝食無料
7〜12歳以下:50%割引

 

 

宿泊時の特典はMarriottの公式サイトからの予約に限るため、Marriott Bonvoy経由での予約をおすすめする。
>>東京エディション虎ノ門 宿泊レートをチェック

 

 

 

The Tokyo EDITION, Toranomon

〒105-0001 東京都港区虎ノ門4丁目1−1
TEL: 03-5422-1600

HP:https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/tyoet-the-tokyo-edition-toranomon/

*各施設の営業時間は公式サイトをご確認ください

 

 

【関連記事】


▼スパ アット 東京エディション虎ノ門 – 贅沢だけど肩肘張らないラグジュアリーなスパ体験https://thetravelandlifestyle.com/the-spa-at-the-tokyo-edition-toranomon

 

▼外灘徒歩5分!贅沢モダンなホテル「ザ・上海エディション」(LINEトラベルjp)
https://www.travel.co.jp/guide/article/40767/

 

【東京エディション虎ノ門】日本初進出のラグジュアリーライフスタイルホテル(YouTube)

 

 

 

 

 

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