レストラン ルアン – NIPPONIA HOTEL内で味わう函館地産地消のフレンチ

by Michelle
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私にとって旅の醍醐味の一つは、現地の美味しいものを食べること。
国内旅行に関しては、ほぼ食が旅の動機になったりする。ゴールデンウィークの旅先を北海道にしたのも、美味しいものが食べられそうという期待も含めてだ。

函館といえば、海鮮、塩ラーメン?いろいろと食べたいものが盛り沢山。
正直最初はホテルで食事をする予定はなかったのだが、せっかくなので地元の食材を使った北欧テイストのフレンチを食べてみたくなって予約した「LE UN(ルアン)」

ホテルの支配人曰く、函館リピーターの方にはぜひ食べてほしい、地元の食材をフレンチの技法で調理した、ここならではのお料理と聞いて、期待値高めで訪問した。

 

100年の歴史をもつ赤レンガを改装した建物


NIPPONIA HOTEL 函館 港町、エントランスすぐにあるレストランエリア。
重要伝統的建造物群保存地区内の赤レンガ倉庫をリノベーションした建物は、100年前の柱などが残っている。

地元の食材を生かしたコースメニュー


今回はメニューの「函館和牛のステーキ」に釣られて、一番ボリュームのあるコースCをセレクト。
お食事に合わせる飲み物はすべて北海道のものでお願いした。


北海道ワインの中でも、函館ワインで気に入ったのがこちらの白ワイン。

調べてみたところ、極小規模生産者を謳っている農楽蔵(nora-kura)さんのもの。まさに、北海道函館旅行に来たからこそ出会えたワイン。

前菜は牡丹海老のタルタルからスタート。


牡丹海老のタルタル

お皿の主役の桜鱒はもちろんのこと、思わず美味しい!と声を上げてしまった副菜のメークイン。こんなに甘味のあるじゃがいもははじめて。

桜鱒のミキュイ 厚沢部のメークインと共に

 

フリットはワサビソースがアクセントになっていて、ワインがすすむ一品。


旬の山菜フリット クレソンとワサビのソース


雪ノ下人参のポタージュクレシー 生姜の香りのカプチーノ

キンキと帆立貝のアンクルート 発酵トマトのショロンソース

メインのお肉料理は、年間たった200頭しか生産されない希少価値の高いはこだて和牛。
はじめて知った存在は、その限られた生産数を聞いて、ここで食べなきゃ!という思いに駆られた。

函館和牛のステーキ

お肉の甘みをそのまま味わうために、シンプルに塩胡椒と赤ワインソースで。
北海道、函館といえば魚介類のイメージだったけれど、はこだて牛もぜひ食べてみて欲しい。

北海道の春苺と桜のアンサンブル

最後のデザートまで抜かりがない。これまたレアな苺を(その時々で異なる)使った一皿。
メニューの最初から最後までまさに地産地消のコースは、北海道旅行の初日にぴったりだった。

ルアンのキッズメニューや子ども向けサービス


子連れでコースディナーはなかなかハードルが高い。レストランによっては12歳以下NGのところも多く、今回の旅も予約段階でいくつかのお店にふられてしまった。けれど、ホテル内であれば安心。

0歳の娘はベビーカーで、3歳半の息子は子ども用のハイチェアを用意いただいた。

子どもが飽きないように塗り絵を用意してくださったり、こちらは大助かり。
キッズ用プレートやカトラリーがあるのも、親としては嬉しい。

<お子様ワンプレート>は1,800円〜。息子はハンバーグはもちろん、サイドメニューのパンをお気に召した模様。

 

長時間のコース料理は子どもたちが飽きてしまうため、テンポよく1.5時間とスピード提供してもらえた。シェフに無理を言って申し訳なかったけれど、子ども連れで食事する際にこういった気配りはとてもありがたい。

 

LE UN(ルアン)NIPPONIA HOTEL 函館 港町の予約について


レストランの利用は席に限りがあることから、事前予約がおすすめ。
宿泊者以外も利用できるので、函館旅行の計画の際にチェックしてみてはいかがだろう。

 

LE UN(ルアン)

040-0065 北海道函館市豊川町11-8【Google Map】
TEL:050-5463-0704
営業時間:HPに準ずる

WEB予約(Tablecheck)
WEB予約(一休.com)

 

 

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