最初の行き先函館では、ずっと気になっていたホテルに宿泊。
函館のシンボル、赤レンガ倉庫を改装した9室だけのホテル、「NIPPONIA HOTEL 函館 港町」が延泊したいと思ったほど、快適で居心地が良かったので紹介したい。
【 Contents List 】
チェックインと同時にオリジナルマップで町案内
チェックイン時刻、15時過ぎに空港からタクシーで到着。レストランスペースでもあるテーブルに着席してチェックイン手続きを。
温かい飲み物が出され、てっきりカウンターで立ったまま手続きをすると思っていた私は随分と丁寧な対応に少し驚いた。
今回の函館ステイでは、日頃の忙しさにかまけて旅の予習はゼロ、ノープランで訪れた私たち。
チェックインの際にスタッフオリジナルの観光マップをもとに、観光スポット、食事のおすすめなどじっくりと案内をしていただくこと20分くらい。ガイドブックにはない情報など、地元に精通している人ならではの数々の情報に、あれもしたい、ここにもいきたいが溢れる楽しい会話時間はあっという間に感じた。
北欧テイストの居心地のいい客室
宿泊したのは1階の102、103の並びの2部屋、VMGグランドの客室。
広さは40平米以上、床はすべてカーペット。入り口で靴を脱ぐため、つかまり立ち真っ最中の生後7ヶ月の娘が一緒でも安心。
ベビーベッド、ベッドガードなどの赤ちゃん用アメニティーはないものの、ベッドも広く小さな子ども連れの宿泊で困ることはなかった。むしろ、お部屋で過ごす時間、娘は終始笑顔。
息子は広々とした客室で、大好きな電車のおもちゃで遊びながら大はしゃぎ。
各部屋インテリアや色味が少しずつ違うので、他の部屋にも泊まってみたくなった。
歴史的建造物ならではのバスルーム
ホテル選びにおいて、私の中で重要なポイント、バスルーム。
子どもとホテルに泊まるとき、できれば可動式のシャワーヘッドがある洗い場、広いバスタブがあれば最高だ。
NIPPONIA HOTEL 函館 港町のバスルームは、ビューバスならぬ歴史的建造物の赤レンガビュー。
建物の構造上、配管が古いのでお湯が出るまで2~3分かかると言われたが、そんなこともなく快適に利用できた。
GWでもまだ外が冷える函館。落ち着きのあるシックな黒基調の色合いのバスルームは、夜景鑑賞で冷えきったからだをゆっくり温めてリラックスするのにぴったり。写真の通り、落ち着く暗めの照明も雰囲気があっていい。
アメニティは女性用スキンケアセットを含め、一通り揃っているので、何か忘れ物をしても安心。
自宅用に欲しい!と思った着心地抜群のルームウェアはホテルのオリジナルだろうか。
「どこで買えますか?」と聞くのを忘れてしまった…
ゆったりとしていて、肌触りも良いワッフル地。
居心地のいいお部屋、寛げるバスルーム、着心地抜群のルームウェアが揃えば、ずっとここに泊まりたい…と誰もが思うはず。
旅の楽しみのひとつ。地産地消の食材コースディナー
函館といえば、海鮮、塩ラーメン?いろいろと食べたいものが盛り沢山。
正直最初はホテルで食事をする予定はなかったのだが、せっかくなので地元の食材を使った北欧テイストのフレンチを食べてみたくなって予約した「LE UN(ルアン)」。
ホテルの支配人曰く、函館リピーターの方にはぜひ食べてほしい、地元の食材をフレンチの技法で調理したここならではのお料理と聞いて、期待値高めで訪問。
レストランについては長くなるので、別記事で。
ちなみに、一番気に入ったのは年間200頭しか生産されない希少価値の高いはこだて和牛。
赤身の味わいを引き出すため、シンプルにお塩と赤ワインソースが添えてある一品は、海鮮のイメージが強い函館のフードシーンのイメージをガラリと変えてくれた。
一方で子どもたちはというと、0歳の娘はベビーカーのまま着席、3歳半の息子は子ども用のハイチェアを用意いただいた。
子連れでコースディナーは中にはNGのお店もあったり、なかなかハードルが高いけれど、ホテル内であれば安心。
boyにはお子様プレートをオーダー。塗り絵をご用意いただいたり、優しいスタッフのみなさんが声かけしてくださった。
淡い光で目覚める函館の朝
旅先ではつい早起きしてしまう私。朝5時前に目が覚めて、ぼーっとしながら窓の外を眺めていた。
客室の窓を開けると、すぐ目の前は赤レンガエリア。
まだ人の気配のしないこの景色を眺められるのも、宿泊者の特権だ。
朝食は北欧スタイル。
4種類のバターやパン、ほっとする温かいスープにスタンドにきれいに盛り付けられたフルーツなど、朝からお腹いっぱいに。
チェックアウトは12時とゆっくりなので、満腹のままお部屋に戻ってベッドにダイブ。なんていう自分に甘い過ごし方も。
お部屋の中には仕事もしやすいデスクもあるので、美味しいものと函館観光を楽しみながらワーケーションもありだな、と思った。夫とも、この部屋だったらできそう!と盛り上がったので、今後また機会があればリピートしたい。
古民家を継承するホテルNIPPONIA HOTEL
歴史的建造物をリノベーションし、古民家ホテルを運営しているNIPPONIA HOTEL。
歴史の趣と、現代的な快適さを取り入れた施設では、その土地ならではの食材をふんだんに使った美食体験や、地域に精通したコンシェルジュによるサービスからファンも多い。
今回の宿泊を通して、他のNIPPONIA施設にもぜひ足を運んでみたいと思ったのは言うまでもない。
NIPPONIA HOTEL 函館 港町おすすめの予約方法
今回、ダイヤモンド会員特典に惹かれて予約サイトは一休.comをチェックしていたものの、一番のおすすめ予約方法は、ベストレート保証に特典もついてくるVMG直予約。
会員なるとアーリーチェックインやレイトチェックアウト、アップグレード特典などもあり、今回の宿泊を機に私も登録をしたばかり。
次はどのNIPPONIA施設に泊まってみようかと、HPを見るのも楽しみだ。
VMG優待会員登録 ※年会費無料
https://www.vmg.co.jp/membership/
NIPPONIA HOTEL 函館 港町
HP:https://www.vmg-hakodate.com/
*各施設の営業時間は公式サイトをご確認ください