中国成都パンダ基地 – 赤ちゃんパンダに会える秋の成都旅行

by Michelle
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前回のblog更新後、日本→ニューヨーク→日本→上海→日本→上海……と移動ばかりしていたが、ようやく生活が落ち着きつつある。記憶が薄れないうちに、直近の旅について書こうと思う。

2019年11月の旅は中国四川省の成都へ。

目的は2つ。
①赤ちゃんパンダに会うこと
②The Temple Houseでのホテルステイ

 

中国の内陸最大都市である成都(Chengdu)は、パンダゆかりの地。ホテルのスタッフからも”Welcome to Panda City!”と言って迎え入れられたのが印象的だった。

以前CREA Travellerでも紹介したが、成都にはいくつかのパンダ保護施設がある。中でも「大熊猫繁育研修基地(成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地)」は、毎年10月に赤ちゃんパンダのお披露目が行われる人気観光スポットとして有名だ。

初めてパンダ基地に訪れたのは2年前の2017年。赤ちゃんパンダのかわいさが忘れられず、必ずまた来よう!と心に決めていた。窓ガラスたった1枚隔てた超近距離、目の前にころころした赤ちゃんパンダが見られるなんて、日本ではそうそうない機会だ。

再訪するにあたって、中国で生活する上で欠かせないアプリ「大衆点評(ダージョンディエンピン)」で最新の営業時間をチェック。この時期の開園時刻は朝7:30と記載されていた。混雑の噂を耳にして開園時刻15分前に訪れた前回。そのときは、開園時刻になっても私たちの他に来場客はたったの1組だけだった。

赤ちゃんパンダ鑑賞は朝一が狙い目

そんな記憶を頼りにして、今回は開園時刻少し前の朝7:25に到着。しかし、そこにはすでに長蛇の列ができていた。

 

はじめて訪れたときの記憶では、開園後1時間もすると人だかりができて身動きが取れないほど、赤ちゃんパンダの鑑賞エリアは大人気だった。身近で見られるとは言っても、足を止めてゆっくりパンダを観賞するのは不可能だ。

大勢の列をつくる観光客を目の当たりにし、早起きしなかったことへの後悔とがっかりした気持ちになった。

(幸いにも1歳1ヶ月の息子をベビーカーに乗せて列に並んでいたため、優先入場レーンへ案内され、結果スムーズに入園できた)

パンダ基地の目的が赤ちゃんパンダであるならば、早起き必須で開園時刻前から余裕を持ってスタンバイが必要だ。

 

さて、赤ちゃんパンダの鑑賞エリアは、「月亮房子」と「太陽房子」の2カ所ある。

それぞれ距離が離れているため、どちらを先に回るか悩みどころ。MAPを事前チェックし、目的を定めて観賞スポットを目指すのをおすすめする。

今回は朝一番に太陽房子へ向かい、活発に運動する子パンダとご対面。

大人のパンダも同エリアで活動的に動いているので、こちらも見逃すわけにはいかない。

 

前回同様、より小さい赤ちゃんパンダは月亮房子にいた。

保育器に入った、赤ちゃん感溢れるベビーパンダともご対面。

お隣には撮影部隊に密着取材されている子パンダもいた。
つかまり立ちを練習しているかのように、柵をつたって動いている姿がなんとも愛くるしくてたまらない。

ちなみに、2年前に訪れたときの、まさに「パンダ保育園」と呼びたくなる光景がこちら。

 

かわいさと癒し要素を兼ね備えた、ころころ感が忘れられない光景だった。

 

わたしの母、そして息子も一緒の三世代旅行となった今回の成都旅行。昔から赤ちゃんパンダに会いたい!と言っていた母は、ふわふわころころのパンダと対面し、満遍の笑顔で喜んでいたのが印象的。日頃、子育てを全面サポートしてもらい、母には頼ってばかり。少しは親孝行になったなら嬉しい。

一方で、近頃ようやく動物に興味を示しはじめた息子。そんな彼の目に赤ちゃんパンダはどう写っていたのかな、とふと思う。


how to get to…

大熊猫繁育研修基地
成都市成华区外北三环熊猫大道1375号

営業時間:7:30am – 6:00pm(入園は5:00pmまで)
入場料:55RMB(約850円)
アクセス:配車アプリDiDiを利用してタクシー利用がおすすめ。
HP:http://www.panda.org.cn/jp/


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◆Crea Traveller 成都記事
https://crea.bunshun.jp/articles/-/21415

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