Kempinski Hotel – 2017年オープンのハバナで今1番と言われる五つ星ラグジュアリーホテル

by Michelle
Published: Last Updated on

キューバ関連Blog第二弾。
キューバ手配のあれこれについて旅の大変さばかり強調してしまったが、行ってよかったと思える旅先キューバの魅力について少しずつ紹介していきたい。

まず、キューバの玄関口であるハバナ。
街の旧市街全体が世界遺産となっているハバナには、数多くの民泊、様々なランクのホテルが存在する。

民泊もおもしろいとの噂を聞きつつも、近頃旅先ではホテル巡りがマイブーム。
2017年にオープンしたばかり、キューバ初の五つ星ラグジュアリーホテルと言われる“Kempinski Hotel”の存在を知り、ハバナでの3泊はここにした。

結論から言って、非常に快適でキューバ旅行をより充実させてくれたお勧めしたいホテル。
今回はそんなGRAN HOTEL MANZANA KEMPINSKI LA HABANAについて…。

 

立地は旧市街探索に打って付けの場所。かの有名なヘミングウェイ行きつけのBar Floriditaもすぐ目の前と言うと、ハバナ経験者にはピンとくるだろうか。


本場のモヒートやヘミングウェイが愛したダイキリを求めてやってくる客で終日賑わっている

前にある中央公園付近には数多くのキューバ名物アメ車が並ぶ

私たちが宿泊した部屋はPatioというお部屋。
広さは普通だが、とにかく天井が高くて開放感があり、色合いも女性向けのパープルピンクが差し色として印象的。

空港でのトラブル(ドローン事件)のおかげで早朝4時台のチェックインとなったが、そんな旅の疲れを癒してくれたあのがこのバスルーム。

バスタブはしっかりした深さも大きさもあり、シャワーの水圧はこれまで宿泊したホテルの中で圧倒的No.1。
一つのガラスドアの先にシャワースペースとバスタブが一体型になっているのは、日本人にとっては利用しやすいバスルームではないだろうか。

このホテルに宿泊してよかったと思う理由の一つが朝食。

7:30am-10:30amに営業しているCONFLUENCIASの朝食は料理の種類が多いわけではないが、サラダをはじめ、豊富な種類のチーズ、ハム、パン、そして、オーダーするとできたてを持ってきてくれる卵料理やパンケーキは十分満足できるものだった。

日替わりで楽しめる様々なペイストリー

できたてを席まで運んでもらえるメニューの一つ、パンケーキ

並べられた色とりどりのフルーツやハムチーズ

何より、毎朝窓際の特等席でハバナの風景を眺めながらゆったりと朝食をいただくことで旅の満足度が大幅にアップ。

なかなか満足するレストランを見つけるのが難しいハバナ観光では、朝食をしっかりとることでいいスタートを切れた。

このホテルの宿泊者以外にも、ハバナ観光に訪れる方にお勧めしたいのがプールサイドのルーフトップバーEL SURTIDOR POOL TERRACE AND BAR。毎日11am-11pmまでオープンしており、予約も可能だ。

景色もサンセットも楽しめるプールは宿泊者専用だが、ビジターでもルーフトップバーの利用は可能となっている。

高い建物が少ない旧市街を一望できるルーフトップ


宿泊者専用プール

プールサイドではフルーツジュースやカクテル、フードも楽しめる

サンセットの光がプールの水に反射する様子

実はこの屋上からは朝日も見ることができたので、夫婦揃って旧市街を照らす日の出を鑑賞したのもいい思い出。

今回利用しなかったものの、スパや夜だけの室内バーもきになるところ。
レストランフロアにある室内ラウンジEL ARSENAL LOBBY LOUNGE AND BARも天井の高さ、ビビッドなインテリアが特徴的だった。

窓から旧市街の様子が眺められるラウンジの窓際ハイテーブル

エントランスロビーもターコイズブルーや白などインテリアの色使いがおしゃれ

未だ民泊人気が高いハバナ市内。
ここKempinskiは、キューバらしさがあるかといえば現代的なホテルなので、旅のスタイルによっては好まれないホテルかもしれない。

けれど、24時間無料のWi-Fiに、清潔感のあるラグジュアリーなインテリア空間、しっかりと教育されたスタッフの方々と触れ合うと、やっぱり宿泊先はここにしてよかったと思う。

最後に…余談になるが、先日とある新卒くらいの年齢の女性が、「いつも私は貧乏旅行なので(以下省略)」と言っていたのをふと思い出した。

素敵だな、おすすめしたいと思うホテルやレストラン、観光スポットについて紹介していきたいと思って始めたblog。
決して高飛車に物事をジャッジして自慢げに紹介したいわけではない。

また、正直なところ、旅行はお金をかければいいというわけではないと思う。

もちろん、フライトや移動は現地に着いてから存分に楽しむ為にビジネスクラス等で体力温存して向かいたいのが本音だけれど、五つ星やパラスホテルに泊まらないとその土地が楽しめないなんてことはない。

お金を出して高級なレストランで食べたら美味しいのは当たり前。
一方で安くても美味しい、コスパがいいレストランなどに出会えた時はなんだか嬉しい。

ホテルも同様。

20代前半の旅に求める「非日常」は、冒険感、サバイバル感のようなものもあったかもしれない。
30代に入ってからは「非日常」がちょっと贅沢なものに変わってきた。

それでも幅広い楽しみ方のできる大人になることが理想なので、これからもいろんな場所でいろんな経験をしていきたい。
そんな風にふと思う。


GRAN HOTEL MANZANA KEMPINSKI LA HABANA

Gran Hotel Manzana Kempinski La Habana
Calle San Rafael (entre Monserrate y Zulueta), La Habana Vieja
10100 Havana
Cuba

Tel:+53 786 99100
Email:

https://www.kempinski.com/en/havana/gran-hotel-kempinski-la-habana/

<アクセス>
空港からタクシーで約20-30分。 片道20-25 CUC (20-25 USD)程度。(※必ず乗車前に事前交渉を)

※2018年2月当初はHP上での予約またはレート確認はできなかったものの、現在では可能に。
見たら絶対に泊まりたくなるホテル紹介動画もHPでいよいよ公開された。

You may also like