8月上旬、我が家の夏休みは終了。
7月から立て続けにロシア→大阪→軽井沢と旅が続き、ようやく今週から通常モードに。
しかし、一息ついたと思いきや、まさかの息子がヘルパンギーナ、手足口病に感染疑惑。
最近は引きこもりの日々のため、楽しかった夏の思い出(気候的には夏は始まったばかりだが)を少しづつ振り返ろうと思う。
昨年に引き続き、今年も夏の軽井沢へ訪れた。
宿泊先は前回泊まって非常に快適だったザ・プリンスヴィラ軽井沢に今回もお世話になることに。
Instagramでも質問があったので、赤ちゃん連れでとっても楽しく快適に過ごせたザ・プリンスヴィラ軽井沢について今回blogでご紹介。
【 Contents List 】
【ザ・プリンス ヴィラ軽井沢の特徴】
夏の避暑地として人気の長野県軽井沢。プリンスブランドのフラッグシップである「The Prince」の5つ目となるザ・プリンスヴィラ軽井沢が2015年にオープン。
同ブランドは他、ザ・プリンス パークタワー東京 、ザ・プリンス さくらタワー東京 、ザ・プリンス 箱根芦ノ湖 、ザ・プリンス 軽井沢。ちなみに、プリンスの最高峰ブランドはザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町である。
別荘機能+ホテルサービスのいいとこ取りの宿泊施設は、緑に囲まれた自然豊かな空間に佇む、全20室で構成されるオールインクルーシブリゾートである。
【赤ちゃん連れに優しいお宿】
こちら、ミキハウスのウェルカムベビーのお宿 に選ばれている宿泊先の一つ。
ウェルカムベビーのお宿とは?調べたところ…
小さなお子さま連れファミリーの宿泊需要と受入体制のマッチングを目的にスタートした「ウェルカムベビーのお宿」認定プロジェクト
0歳10ヶ月になったばかりの息子は、ハイハイとつかまり立ち、つたい歩きが楽しくて仕方がない時期。そんな赤ちゃん連れ旅行の心配や不安は、予約直後からアメニティーの希望など、細かなヒアリングによって払拭された。むしろ、訪れる前から期待値が高まって楽しみな気持ちの方が大きかった。
【アクセス&チェックイン】
今年も渋滞を考慮して、新幹線を利用して軽井沢へ。(グリーン車の最後部座席にしたところ、座席後ろにベビーカーがすっぽり、畳まずに収納できた。)
到着後は南口にあるゲストサービスセンターへ。
駅からはエレベーターか階段を利用してすぐ。ラウンジはアウトレットと隣接していて、買い物の途中に休憩したり、荷物の一時預かりも行ってくれる。
ヴィラのセンターハウスへ向かうため、ゲストサービスセンターまで車がお迎えにきてくれるので、冷房の効いたラウンジで座って待機。
この日は大型バギーのバガブーフォックスを利用していたのだが、ベビーカーを畳まずに、しかも息子を乗せたまま車に乗車できてた。(バリアフリー車だったので、車椅子乗車用のシステムでそのまま乗せてもらえた。)
ヴィラのセンターハウスに到着すると、担当者がウェルカムドリンクとスイーツの希望をヒアリングしてくれる。
私は冷たい緑茶とみたらし団子をセレクト。
もちもちした食感のミニサイズのお団子は、小腹が空く3時のおやつにぴったり。
他にも飲み物にはブドウジュースやスパークリング日本酒、スイーツはチーズケーキなどのラインアップがあった。
チェックイン時に翌日の朝食の時間(夏場は混雑するため3部制)などを確認手配し、いざヴィラへ。
センターハウスと宿泊ヴィラ間ももちろん送迎サービスを利用できるが、緑いっぱいの中を散歩したかったので徒歩で向かった。
【気になる客室】
今回宿泊したのは、メゾネットスパ(2階建て 温泉露天風呂付き)。
ゲストの名前が印字された表札が玄関に設置されているので、まるで自分の別荘のような気分が味わえる。
129.5㎡の広々とした客室内は、リビングルームに3人掛けソファーにリクライニングチェア。簡易キッチンに、8人掛けのダイニングテーブルが設置されている。
冷蔵庫には綾鷹、ミネラルウォーター、ミニッツメイド、恵比寿ビールに軽井沢高原ビールなどぎっしりと飲み物が用意されている。毎日補充されるのだが、飲み干せない量。
今回、主寝室にはベビーベッドとベッドガードを事前にご用意いただいた。
10ヶ月の赤ちゃんがいますと伝えたところ、「壁からセミダブルベッドが2台沿うような形に配置替えはいかがでしょうか?」と事前に申し出が。
さすがウェルカムベビー認定のお宿、ベビーベッドの枕カバーや布団も毎日交換されていた。
もちろんバストイレは別。
主寝室のウェットエリアはダブルシンクで、アメニティーは基本的なセットのほか、男性用の化粧水乳液セットまで用意されている。
お風呂場は広々とした洗い場と大人が2人入れるような大きなバスタブ。外には露天風呂もあるので、人目を気にせずゆっくり温泉につかれるのも嬉しい。(*露天風呂は客室タイプによる)
ここにも、子供用アメニティーのひとつとしてバスチェアが用意されていた。
【センターハウスラウンジ】
ヴィラ宿泊者はセンターハウスラウンジにて、軽食やアルコールを含む飲み物を自由に楽しむことができる。
例えるならば、クラブルーム付きのホテル客室に宿泊するときと同じ要領だ。
息子がお昼寝中に雑誌片手にちょっと軽食をつまんだり、寝静まったあとにのんびり主人と会話を楽しんだり、ラウンジの存続はありがたい。
個人的には、ラウンジ内の雑誌のラインアップが非常に好みだった。
JALの機内誌や、お肉が美味しいお店特集の『東京カレンダー9月号』 (ゆっくり読みたくて結局アマゾンで購入)、アジアご飯特集の『ELLE gourmet (エル・グルメ)7月号』 、『VOGUE JAPAN』などなど。
10:00AM〜5:00PMのティータイムにはケーキやフルーツのほかパンケーキがオーダーできたり、5:00PM〜10:00PMのサンセット&ナイトタイムには様々なオードブルが提供される。
【朝食】
旅行中はいつもより朝食をしっかりと取ることが多い。起きて何もせずに美味しいものが食べられるのは、なんとも嬉しい。
今回は10ヶ月の息子がじっとしていられるか不安だったため、個室になる席をリクエスト。
お天気にも恵まれ緑と朝日が差し込む気持ちのいい朝食タイム。
ビュッフェに加え、テーブルで注文する日替わりの一品料理で印象に残っているのが、ちゃたまや【浅間小町】のエッグスラット トリュフ風味。
ほんのり香るトリュフの風味がとても好みであった。
洋食は朝焼きの豊富なパン類や日替わりスープなど。
息子はコーンパンを好んでおやつ代わりにもぐもぐしていた。
和のメニューはこちら。
日本国内でホテルに泊まることがあまりないので、こういった和の朝食をホテルでいただくのは久しぶりだった。
ほっとするしじみのお味噌汁や、野沢菜や明太子など、ごはんがすすむ日本らしいおかずが並ぶ。
ビュッフェなので、好きなものを好きなだけ食べられる。(食べすぎ注意!)
【マイシェフサービス】
軽井沢には素敵なお店がたくさんあるけれど、子連れとなると<息子が過ごしやすいこと>がお店選びの軸になる。
フレンチのフルコースなんて10ヶ月の息子が長時間じっとしていられるわけもなく、選択肢は少なからず出産前と比べて減ってしまう。
そんな悩みを解決してくれるのがマイシェフサービス 。
今回は夏季限定のバーベキューを利用。(他にはフレンチコース、寿司懐石)
てっきりお部屋でバーベキューするセットと材料が提供されるのかと思いきや、シェフ自らが外のグリルで調理して、一皿ずつサーブされるのを待つだけという便利で”美味しい”サービス。
簡単にテーブルセッティングしたあと、一品ずつ説明をしながら調理してくれる。
正直、軽井沢でお寿司はちょっと違う…フレンチなら他にも気になるお店がある…という方にもバーベキューはおすすめ。
シェフのほか、サーバー担当の方も一緒にお部屋にきてくれるので、本当に自分たちは食べるだけ。
お肉の焼き加減なども、一人ずつ希望を聞いてもらえる。
息子はテーブルに一緒に着席し、一緒に離乳食を食べたり、お部屋の中で遊んだり約2時間程度の時間ぐずることもなく食事の時間を過ごすことができた。
【赤ちゃん向けの良かったサービス】
ミキハウス認定のウェルカムベビーのお宿とあって、10ヶ月の赤ちゃんと快適に過ごせた今回の旅行。
これまで息子と一緒に国内外の10以上のホテルに宿泊したけれど、間違いなくその中でも1番!
赤ちゃん・子供向けアメニティー
お部屋に事前に用意されたベビー向けグッズはこちら。
ミキハウスの積み木、しまじろうやアンパンマンのDVD、除菌シート、防水シート。
写真のもの以外にも、オムツ用ゴミ箱、子供用の椅子もリビングにセットされていた。
ベッドルームには別途子供用アメニティーキットがあり、キッズサイズのミニスリッパや歯ブラシなど、ミニサイズがとっても可愛いグッズが用意されていた。
ベビーグッズの販売取り扱い
実は今回息子用の粉ミルクを忘れてしまったのだが(便利な液体ミルクはしっかり持参)、いつも使っている明治ほほえみらくらくキューブも売店で取り扱いがあった。
離乳食も和光堂の7、9、12ヶ月の月齢別の離乳食セットが販売されているので、万が一必要になった場合も安心だ。
オムツはムーニーのものが販売されていた。
離乳食サービス
今回とても嬉しかったサービスのひとつが、離乳食サービス。
元々日数分の市販の離乳食を用意していったけれど、ほとんどが余ってしまった。
というのも、チェックイン後早速離乳食を作ってお部屋に届けてもらい、毎朝の朝食、マイシェフサービス利用時の夕食も離乳食を提供してもらえたため、市販のものを食べさせる機会があまりなかったのだ。
盛り付けも綺麗なしらすご飯と筑前煮。デザートのメロンピューレとプレーンヨーグルト。
アレルギーについてもしっかりヒアリングしてもらえたのも安心ポイント。
【また子連れで来たいと思える理由】
<子連れに優しいホテル>とひとことで言っても、子供の年齢によっては様々。
今回は0歳10ヶ月、まだ歩き出す前、ハイハイやつたい歩きで動きたい盛りの赤ちゃんとの旅行だったが、この月齢でもとても楽しい思い出となった。理由は、
●豊富な赤ちゃん向けアメニティー
●赤ちゃんと過ごしやすい客室
●離乳食サービス など。
赤ちゃんと快適に過すための充実したサービスが行き届いたプリンスヴィラは、赤ちゃん連れ旅行(国内)検討中の方にとてもおすすめ。
他にも軽井沢アウトレットに出かけた時も、外出先の店名を言えばそこまで車でピックアップ、そのままお部屋に送迎もしてもらえたり、季節によっては、
・滞在中のレンタサイクル(フリー)
・軽井沢プリンスホテルゴルフコース(9ホール)1日1回プレー無料
・専用テニスコート(滞在中フリー 2時間まで)
・スキーリフト券 など
至れり尽くせりなヴィラ宿泊者向けのサービス。
キッズ向けプログラムも用意されているため、できれば毎年夏に訪れたい、そう思える宿泊先となった。
ザ・プリンス ヴィラ軽井沢
〒389-0193 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢
TEL:0267-42-1113
チェックイン15:00~24:00 / チェックアウト11:00