“東京駅に住む”
考えたこともなかったが、ちょっといいかもと思うきっかけがあった。
「Oakwood Premier Tokyo(オークウッドプレミア東京)」、東京駅徒歩2分のサービスアパートメントをご存知だろうか?
長期滞在の印象が強かったオークウッドだが、1泊からでも宿泊利用できると聞いて、家族(大人+3歳boy、0歳5ヶ月girl)でステイケーションをすることに。今まで泊まったどのホテルよりも「暮らすように泊まる」がしっくりきたホテル滞在記をご紹介。
Oakwoodに泊まれる定額制宿泊サービスについても触れているので、ぜひ本記事の最後までお付き合いいただけたら嬉しい。
【 Contents List 】
東京駅八重洲口からすぐ!Oakwood Premier Tokyo
はじめてオークウッドプレミア東京に訪れたとき、入り口がどこか迷ってしまった。なぜなら、こんなところに住んでいる人がいるの?と思うほど、好立地すぎたから。
以前、宿泊した横浜のオークウッドとは異なり、1階エントランスゲートもオートロック仕様。入り口のインターホンを押して、フロントスタッフの方に解錠してもらった。
オークウッドプレミア東京は、東京・丸の内で初のサービスアパートメント。
商業施設ビルの6階から最上階の19階まで、全123室のさまざまなタイプの客室は、同じカテゴリーでもレイアウトが微妙に違っておもしろい。
【客室紹介】1ベッドルームデラックス アパートメント
客室は、スタジオ、1ベッドルーム、2ベッドルーム、3ベッドルームと大きく分けて4タイプ。今回私が宿泊したのはリビングとベッドルームが分かれている「1ベッドルームデラックス アパートメント」のお部屋。
ベッドルームからの眺め
角部屋のベッドルームのカーテンを開けると、東京駅八重洲口を見下ろす眺望が広がっている。
これぞ、まさに目抜き通り。
時間帯によって刻一刻と夜景に変わっていく景色は新鮮味があって、非日常感たっぷり。
個人的に、朝目覚めた瞬間に目の前に景色が広がるこのベッドの配置は大好き。夜景と共に静かになっていく街の様子や、朝の柔らかい日差しで目覚めたり、ホテルに泊まるたびに自分の中でのお気に入りベッドルームを更新中。
使い勝手の良いウェットエリア
1ベッドルームのカテゴリーでも、スーペリア(バスタブなし)、デラックス、エグゼクティブと3つのタイプに分かれている。
デラックスルームのお風呂場は、私の大好きな日式風呂。(上海時代の影響で、洗い場とバスタブがセットなっているお風呂を日式風呂と呼んでしまう)こちらのお風呂場は窓もあり、明るく開放感がある。
収納スペース付きの洗面台に、洗濯機、トイレも一緒になっている。欲を言うならば、バストイレ別だともっと使い勝手が良かったかも…と思いつつ、これはこれで海外の家を思い出し、マイナスと言うわけではない。
お風呂場にはレインシャワー、桶や椅子まであるので、子どもたちをお風呂に入れるのも楽だった。
調理器具に食器。暮らすための必要アイテムが揃ったキッチン
長期滞在できるサービスアパートメントならでは、客室はすべてキッチン付き。コロナや妊娠、出産であまり旅行に行かなくなってしまったが、赤ちゃん連れの旅行ではキッチン付きホテルがいかに楽かを思い出すきっかけに。
ホテルに泊まるときは家事から解放されたいのが本音だが、いろいろと調理器具が揃っていると、お部屋で食事をとろうかなという気持ちになる。
今回特別にご用意いただいたウェルカムスイーツのカステラは、本来そのままパクッと食べたいところだったが、キッチン内のアイテムを使ってちゃんとお皿に乗せてからいただいた。
子どもと一緒に家族で泊まる。各種アメニティーやサービス
今回、3歳のboyこと息子に加え、0歳5ヶ月の赤ちゃん連れステイだったこともあり、事前にベビーやキッズアメニティーについてリクエスト。結論から言って、オークウッド東京プレミアは赤ちゃん連れ家族にもおすすめ!
写真とともに、ご用意いただいたアメニティー類を紹介しよう。
使いやすいベビーベッド
娘の寝返りの瞬間を抑えた写真だが、こちらがご用意いただいたベビーベッド。
細かい話だが、柵が降りないベビーベッドが設置されているホテルもあり、それほど身長が高くない私には赤ちゃんをベッドに寝かせたり、抱っこしたりの繰り返しがしんどいことも。ベビーベッドの柵が降りるかどうか、赤ちゃんの出し入れが楽かはとても重要だ。
ちなみに、ベッドサイドにはオムツ用ゴミ箱も用意されていた。たった1泊でも、オムツ替え頻度の高い赤ちゃんと一緒のときはオムツ用ゴミ箱はあると嬉しい貸し出しアイテムだ。
キッズ・ベビーのお風呂グッズ
今回ご用意いただいたのが、ベビーバス、お風呂用のベビーバスチェアにステップ。
ミキハウス認定のウェルカムベビーのお宿に選ばれている宿泊施設ぶりに、ベビーバスチェアが登場。貸し出しアイテムにあまり期待していなかっただけに、「助かる!」と笑みがこぼれた。
使う予定のなかった洗濯機も、子供の服を洗うのに大助かり。旅行中ちょっと汚れた時は毎回手洗いしていたが、洗濯機があるとママの負担もグッと減る。
あったら助かる+αのアイテムたち
海の動物をモチーフにしたアメニティーセットには歯ブラシやワンポイントの入った子ども用スリッパなど。
キッズ用ボディーソープやローション類は提供がなかったが、いつも持参しているのでいただいたセットで十分。
食事用にハイチェアや子ども用のカトラリーセット、下の子にはバンボまで用意されていた。
宿泊時はまだだったが、最近離乳食を始めたため、お部屋のハイチェアは大助かりなアイテムだ。
ちなみに、写真では触れていないものの、大人用のアメニティーも揃っていた。歯ブラシやシャンプー・リンス・ボディーソープなどはもちろん、パジャマの貸し出しや、黒がポイントの客室スリッパなど、必要なものは一通りあるのでご安心を。
お部屋でゆっくり夕食を
銀座や日本橋まで徒歩圏内のオークウッドプレミア東京。ちょっと足を伸ばせば美味しいお店がたくさんあるが、子どもたちとのんびり過ごすと決めてお部屋で夕飯、朝食をいただくことにした。
オークウッドプレミア東京のすぐ目の前には大丸が。
地下の成城石井とお惣菜屋さんを中心に晩ご飯を調達。
お部屋にはルザーンの食器が揃っているため、盛り付けを夫と息子に担当してもらった。
お部屋にはオーブンもあるため、冷凍ピザを購入して息子用に焼くことに。出来たてはやっぱり美味しい。
客室内のタブレットで紹介されていたのだが、宿泊客はUberはもちろん、ネットスーパーも利用可能。
「暮らすように泊まる」がしっくりきたのは、デリバリーサービスを利用する際、フロントを通すことなく自室のインターホンで直接やりとりできるという点だ。
お部屋に直接なんでも届けてもらえるのははじめて。
お部屋でゆっくりしたいとう方は、わざわざ食事を買いに行かなくても、直接客室に好きなものを取り寄せてはいかがだろう。
健康にも気を遣ったオークウッドの免疫力アップ朝食
オークウッドプレミア東京の朝食は、宿泊料金に追加大人3,450円、お子様(6~12歳)2,000円で食べられる。
写真の日本食メニューは、バランスサラダに焼き鯖、玄米、選べる卵料理。(茹で卵かスクランブルエッグ)。さらに、けんちん汁とベリーたっぷりのグラノラヨーグルトがついてくる。
和洋どちらにするか迷ってしまうところだが、洋食ではさまざまな種類のパンの用意があり、アレルギー対応も可能とのこと。
今回私はお部屋に届けてもらったが、宿泊者専用ラウンジで朝食を取ることもできる。
宿泊者専用「レジデンツ・ラウンジ」ではコーヒー、紅茶が終日無料。こちらのスペースは外部ミーティングでも利用できるため、今回仕事の打ち合わせもこちらで。(宿泊者以外は飲み物が有料、コーヒー900円〜)
そのほか、有料でスムージーやカクテルなども楽しむことができる。授乳中でなければぜひ一杯飲みたかった。
宿泊客は会員制のジムへのアクセスが無料
夜はテイクアウトしたお料理、朝は健康的な朝食をお腹いっぱい食べたため、ジムで少しでもカロリー消費。
宿泊者は、オークウッドプレミア東京同ビルに入っている会員制ジム「THE JEXER TOKYO Annex」を利用することができる。
DJブースやミラーボールのあるジムははじめて。各種マシンのほか、マッサージ機が用意されたリラクゼーションルームや、シャワー室完備のロッカーなど、満足度も高い。
曜日によって営業時間が異なるため、チェックイン時にフロントで確認しよう。
都内で暮らすように泊まるオークウッドプレミア東京
サービスアパートメントならではの客室、そしてスーパーでの買い出しや、子どもたちと周辺を散歩したり、“暮らす”ような気分も味わえた今回のオークウッドプレミア東京ステイ。
全て揃っているサービスアパートメントは長期滞在用のイメージだったが、1泊でも十分リフレッシュできた。
実は留学中、オークウッドに滞在していた私。父親もインド長期出張中にオークウッドで暮らしていたりと、何かと親近感のあるブランド。日本国内にも新しいオークウッドが増えているため、また機会があれば泊まりたい。
オークウッドにも泊まれる!定額制宿泊サービス
2021年、サブスク大賞を受賞した「HafH(ハフ)」というサービスをご存知だろうか。
今回私が泊まったオークウッドプレミア東京は、HafHでも宿泊予約ができるのだ。
(▶︎HafHについて)
現在、HafHで提供中の客室「スタジオ スーペリア」。
東京駅からすぐの立地で程よい広さ。使い勝手がよく、都内ワーケーションにもおすすめだ。
HafHは、毎月定額制でサブスクリプションすることで自動的にコインが付与。貯まったコインで好きなホテルに宿泊することができる。しい。
近頃はラグジュリーホテルのラインアップもぞくぞくと増えているので、まだHafHを利用したことがないというは、まずはホテルラインアップをひチェックしてほしい。
HafH(ハフ)
https://www.hafh.com/
オークウッドプレミア東京
HP:https://oakwood.jp/marunouchi/
(*記事は2022年3月現在の情報です)