2017年6月30日にStarwoodグループの新しいホテルが上海にオープン。
2020年までに世界にあと75のホテルをオープン予定のW HOTELだ。
上海には多くの素晴らしいホテルがあるが、屋外プールでこの眺めが楽しめるのはWだけ。
上海ならではの陆家嘴(ルージャーズイ)高層ビル群の景色を贅沢にもプールに浮かびながら眺めることができる。
景色が売りと言っても過言ではないこのホテル、プール、レストラン、客室からと思う存分景色を楽しんだ宿泊について紹介しようと思う。
上海ならではの眺めが抜群のプールは、宿泊者専用エリアとなっている。
カードキーでロッカールームのドアを開けて入るか、またはBARに隣接する入り口でルームナンバーを伝える。
プールサイドの席数は少ないが、奥のカバナでのんびり休むこともできた。
もちろん目の前にはそびえ立つ高層ビル群。
室内プールもあり、本格的に泳ぐのであればこちらを利用したいところ。
また、ロッカーエリア内にある女性男性それぞれの専用ジャグジーやカバナは、天井がガラス張りなので程よく光が差し込んで気持ちがいいエリアになっている。
今回私たちが宿泊したのは39階にあるスイートルーム。
ベッドの上にある小籠包とお箸のクッションが上海ならではのユニークさ。
アメニティーは全て米 blissのシリーズ。
バスルームからも夜景の見えるベッドルームが覗けるようになっていた。
W HOTEL自体が全室浦东(プードン)に面しているが、角部屋の一部は外滩(ワイタン)viewと言って、高層ビル群はあまり見えない部屋もあるそう。
Spectacular View(スペクタキュラービュー)という名称が上海ではビル群を目の前構える景色の部屋を指すそうだ。
北外灘という少し中心街から離れたエリアだからこそ、ホテルの中のレストランはとても気になるところ。
ディナーでと朝食で利用した the kitchen tableについても少し紹介したい。
プールサイドに面したオープンテラス席と店内、季節や好みにもよるが夜景を楽しめる席がいくつかある。
私たちは35度前後の蒸し暑さに耐えられず、中の席を選んだが、天気がいい日には水に囲まれたちょっと特別感のある席もいいかもしれない。
the kitchen tableでは、複数の農場と直接契約している様々な肉料理が楽しめる。
中でも、上海ではここだけでしか味わえないランプ肉をメインにオーダー。
オープンキッチンの特製グリルで焼き上げられる肉は、あっさりかつ肉汁が溢れでるジューシーさ。
このレストランを再訪したいと思った理由は、味や夜景はもちろん、サービスがとても良かったことが挙げられる。
どのメニューも二口目を食べ終える頃に欠かさず、チェックバックしに来てくれるスタッフ。
メニュー説明も細かく、上海ではなかなかこういったことがなかったため驚いた。
朝もフレンドリーなスタッフが迎えてくれるニューヨークスタイルテーマのこのレストランは、秋の上海レストランウィークにもエントリーしている。これを機に在住者にもぜひおすすめしたいお店だ。
食事が終わったあとは、せっかくの夜景をゆっくり楽しむために部屋に戻った。
上海の夜景は時期によりけりだが、夏場でも23時には消灯されてしまう。
だからこそ、上海の景色を楽しむルーフトップバーはすべて、食後ではなく夕陽が沈む前後〜少し暗くなった夜景の点灯時間帯(17〜19時頃)を個人的にはおすすめしている。
浦东(プードン)の夜景が消えるのを部屋でのんびり夜景を眺める贅沢な時間を味わえた。
今度、夜景を楽しめるオープンエアーのWETBARのためだけでも、ここまで訪れたいと思うホテルとなった。
上海外滩W酒店 W Shanghai
66 Lvshun Road, Shanghai, China
20080
+86(21)22869999