久しぶりにニューヨークが舞台の映画『ホームアローン2』を観て、クリスマスの時期のニューヨークが恋しくなった。
雪が降ったりとにかく寒いけれど、冬のニューヨークはとても好き。
サンクスギビングが終わると、クリスマスムード一色になる街中はクリスマスイルミネーションで溢れている。
今年の渡航は2月だったため見ることはできなかったが、過去の写真と共にこれまで訪れたニューヨークのイルミネーションスポットについて少しご紹介。
◆ニューヨークのクリスマスの象徴ロックフェラーセンターの巨大ツリー
点灯式のセレモニーはテレビ中継されるほど、冬の風物詩となっているRockefeller Center(ロックフェラーセンター)のクリスマスツリー。
巨大なツリーの下のスケートリンクは10月からオープンしているが、せっかくなら無数のライトできらめくツリーのもとで滑りたいもの。
子供の頃、両親に連れられてマイスケート靴を持参してこのリンクを滑って以来、なかなか機会がなく…
いつか自分の子供と一緒に滑りたいとひそかに思っている。
(来年一緒にニューヨークに行く予定だが、ようやく歩けるようになっているかどうか…)
ちなみに、ホームアローン2にも出てくるこのアングルはThe Channel Gardens(ザ チャンネルガーデン)からの撮影したもの。
5th Avenue側から見上げると、ロックフェラーセンターが背景にあるツリーの写真が撮れるこのアングルが一番お気に入り。
Rockefeller Center Tree 【GoogleMap】
The Channel Gardens 【Google Map】
◆サックスフィフスアベニューのプロジェクションマッピング
有名デパートのSaks Fifth Avenue(サックスフィフスアヴェニュー)は、旅行の際には必ず立ち寄るお買い物スポット。
8階には全米最大級の広さを誇る靴売場があり、多くの女性が憧れるマノロブラニクの種類も豊富な夢のような空間。
(*靴売場への直通のエレベーターあり)
この時期、建物全体を使ったプロジェクションマッピングが行われていて、建物の向かいの通りはそれを目当てに足を止める見物客で溢れている。
またショーウィンドウのクリスマスディスプレイを見るためだけの列ができていることも。
高級ブランドが多く入っている店内にはこんなツリーも。
▲クリスチャンルブタンツリー(2014年撮影)
◆ミッドタウンのクリスマスオーナメントモチーフ
先に紹介した二箇所から、歩いてイルミネーションを楽しむのであれば6th Avenueの通りへ。
Chase Bank(チェイス銀行)の目の前の噴水エリアには、この時期真っ赤なジャイアントオーナメントが現れる。
6th Avenue沿い、およそ50th street前後にあたりには、他にも写真のクリスマスオーナメントをモチーフにしたオブジェが飾られているため、車で6th Avenueを通る際は、左手側に3つ並ぶオブジェに注目を。
◆ラジオシティーのツリーシェイプのイルミネーション
クリスマスバージョンのRadio City Music Hall(ラジオシティーミュージックホール)は建物に電飾で型どられたツリーが出現する。
Radio City Music Hall
【GoogleMap】
◆9 W 57thのキャンディーケーン
57th Street 沿い、 5thと6th Avenueの間、Bergdorf Goodman(バーグドルフグッドマン)の隣といえば観光で訪れた方には見つけやすいだろうか。
可愛らしいキャンディーケーンがぶら下がっているビルがとても可愛らしいスポット。
9 W 57th candycane spot
◆五番街高級ブランドのイルミネーション
ニューヨークに本店を構えるジュエリーブランドが集まっている五番街は、憧れと思い出の詰まった場所。
この時期ならではの外壁のイルミネーションは何度訪れても写真を撮ってしまう。
▲Harry Winston本店
▲Tiffany & Co.本店
▲Tiffany & Co. 本店 1階
▲Tiffany & Co. (2014年ver.)
残念なことに、今年で閉店してしまうHenri Bendel(ヘンリベンデル)は、イルミネーションと言うよりは店内のクリスマス装飾がとても可愛らしくて大好きだった。
クリスマスオーナメントもヘンリベンデルらしいデザインが溢れている。
全店舗閉店がアナウンスされていたが、オンラインならまだお買い物もできるので、ファンの方はぜひ公式サイトをチェックして見てはいかがだろう。
公式HP:https://www.henribendel.com/jp/homepage
(*日本への配送可)
ちなみにTRUMP TOWER(トランプタワー)にはゴージャスなリースが。
ここで写真を撮っている人々は景色を楽しんでいるのか、はたまたTRUMPの文字に惹かれてなのかは正直わからないが、話題の場所であることは間違いないのだろう…
◆コロンバスサークルの星型ライト
以前はWhole Foods Market(ホールフーズマーケット)お目当てによく訪れていたColumbus Circle(コロンバスサークル)。中央の吹き抜けエリアには天井から吊るされたスターオブジェが。
写真は2014年のものだが、今年も同様のイルミネーションが見られるようだ。
◆チェルシーマーケットのレンガウォール
チェルシーマーケット内のレンガの壁も、この時期だけはライトアップ。
この室内装飾は、日中から灯りがついているので、夜まで待たずにイルミネーションが楽しめる。
ロブスターを食べたり、Fat Witch Bakery(ファットウィッチベーカリー)のブラウニーを食べたり、チェルシーマーケットを訪れる際はいつも食べてばかりな気がするのは気のせいではないはず…
映画SATCのリハーサルディナーで使用されているBuddakan(ブッダカン)も隣接している。
◆証券取引所のツリーとライトアップ
ウォール街にあるニューヨーク証券取引所。
ここにも大きなツリーが飾られている。
写真では建物のライトアップはシンプルなホワイトライトだが、赤×緑のクリスマスカラーになることも。
New York Stock Exchange
【GoogleMap】
◆この時期だけの写真を撮りたいグランドセントラルターミナル
特別なイルミネーションではないが、リースをまとったGrand Central Terminal(グランドセントラルターミナル)の建物とクライスラービルのコラボレーション写真が撮れるのはこの時期だけ。写真は42nd Street側から撮ったもの。
尚、Grand Central 主催でこの時期ならではのイベントとして、ホリデートレインショーが開催されている。
ミニチュアセットの中に走る電車は、電車好きの子供にも嬉しい展示で子連れ旅でもおすすめだ。
Grand Central Terminal
【GoogleMap】
◆メイシーズのウォールツリー
Macy’s(メイシーズ)のデパートの壁全体を使ったライトで型どられたクリスマスツリー。
ちなみに、買い物する方はパスポートを持参すれば、専用カウンターでビジター10%オフカードが発行されるので、ぜひご利用を。
◆ダイカーハイツクリスマスライツ
ブルックリンのこの時期の名物、Dyker Heights Christmas Lights(ダイカーハイツクリスマスライツ)。
バスツアーもあるけれど、2人以上いるのであればUberで行くのもさほど値段は変わらない。
本気で家を電飾やオブジェで飾る家々が立ち並んでいて、どれも個人宅とは思えないほど。
過去にはメリーゴーランドが設置されている家もあって驚いた。
なかなか日本ではお目にかかれない光景は、足を運んでみる価値があるだろう。
ざっとこれまで実際に足を運んだ場所を紹介しているが、他にも冬のニューヨークは心踊る素敵な場所がたくさんある。
アメリカのイルミネーションは年始まで続いているものも多いので、これからニューヨークに行かれる方がもし読んでくれているなら、これらのスポットにも足を運んでみて欲しい。
平成最後のクリスマス。
みなさんが大切な人たちと笑顔で過ごせますように。
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