New Year 2022 – 新たな豊富と2021年を振り返る

by Michelle

Happy New Year 2022!

妊娠・出産して以来、しばらくおやすみしていたblogを久しぶりに更新する。
旅に関する内容を中心に更新していたblogは、世の中そして自身のライフスタイルの変化によって気づけば何かを書くことをためらうようになっていた。
 blogの下書きには産後1ヶ月の気持ちが下書きのままだったが、新年新たな気持ちで2021年の振り返りとともに自分のことについて書こうと思う。

 

2021年を振り返るとプライベートでも仕事でも大きな変化の年だった。



プライベートに関していえば、コロナウイルスの影響もあって丸1年一度も日本から出ることがなく、こんな年は人生初めてだったんじゃないかと…

憎きコロナ蔓延ニュースには毎日うんざりしたが、おかげで家族の絆はとても強いものになった。というのも、2021年は結婚して初めて、家族で丸1年一緒に暮らした記念すべき年となったのだ。

 

結婚当初、夫はすぐに海外転勤、あとを追って私も一緒に中国上海で暮らしたものの、毎月のように私自身が飛び回る生活で、とても一緒に暮らしているとはいえない状況。さらに、妊娠出産のための里帰りや、その後も息子を連れて毎月のように旅に出ていたので、一緒に過ごすのは月の半分あるかないかのような生活だった。

それがなんと、コロナの影響で日本に帰国した夫と毎日一緒に同じ家で暮らすという状況になったのだ。

 

夫婦一緒に子育てをするということは、こんなにも自分の負担が減るものなのだと驚きを隠せない。今では夫の方が息子の変化にもとても敏感だ。

 

2021年のハイライトはなんといっても長女の誕生。

噂通り、本当に手のかからない天使のような第二子。愛おしくてたまらない子供がまた一人増えたことで、育児に対する悩みも喜びも倍以上だ。産褥期は仕事をセーブしていたのだが、ふとこのまま全ての仕事から手を引いて、子供たちそして家のことだけを頑張ろうかなと心揺らいだのはここだけの話。(性格的にそれはできないなと生後2ヶ月ですぐ気が変わった)

妊娠が発覚してから、春過ぎまでずっと悪阻に苦しみ、最後は逆子で悩み、出産時にはわずかな痛みだが耐えられずに泣き、産後はボロボロのからだでふたり育児という流れで9月まで過ぎ去った2021年。正直もう二度と妊娠出産を頑張る勇気はないというのが本音。(これについてはまた下書きのblogをいつか…)

 

風の時代、2021年は仕事の幅が広がった年だった。

 

この1年、肩書きや仕事について聞かれると悩むシーンが増えたのだが、本当はそうなる予定ではなく…

新卒で入った会社を退職した2016年。家族の海外転勤帯同を理由に退職する際に、5年以内に復職できる制度を作ってもらえたので、実は秋頃を目処に復職を予定していたのだ。
人事や上司にも連絡を取っていた矢先、発覚した妊娠。タイミング的に悩むことも多かった。

コロナがなければ本来今頃インドで生活をしているはずだった我が家。それが急遽日本での生活がスタートすることになり、それならば会社員に戻ろうと心に決めていた。

性別で物事を語るのは好きではないが、女性のキャリアはライフイベントに左右されがちだ。例外はあれど、夫の転勤についていく女性も大勢いる。また妊娠出産でお休みも発生する。

色々考えた結果、会社員には戻らずフリーで頑張ろうと決めた2021年。そうなったらどんな仕事でもチャレンジしてみようということで、色々なオファーを受けて活動の幅を広げることに徹したそんな1年だった。

 

昔から何かを突き詰めるより、多くのことを広く浅く派な私。
仕事に関しても何か一つのプロフェッショナルに憧れながらもそうではない自分に不満や苛立ちを感じることもあったが、だからこそマルチプレイヤーとして重宝される場面も多かったと思う。

友達に説明するのも自分自身で疲れてしまうほど、携わっている仕事についてはとてもとても長くなるのだが…トラベルライター業、メディア運営関連、教育事業、教室運営、コンサル、デザイン、地方創生、ブランディング etc. とにかく興味関心のあることが仕事になった。

 

これまでの旅のライター業に関していてば、お声がけいただき新たにLOVE TABI / LOVE TABI Mamaでも執筆をスタート。そこから派生したママ向けのコンセプトストアのEC運営(story of M. )ではクリエイティブディレクターとしてロゴ作成や写真、コンテンツ作成などを担当。仕事ができるメンバーと一緒だとわくわくが止まらず、妊娠初期でも深夜までMTGや作業をしていたのが既に懐かしい。

おかげさまでstory of M.ではモノだけにとどまらず、様々な体験(イベント)をオンライン・オフラインで開催もでき、多くの方にご利用いただき感謝の気持ちでいっぱいです。

尚、旅業界はまだまだ回復途中であり、契約メディアによってはコロナ禍でダメージを受けているところも多い中、2021年もホテル取材を中心にお仕事をさせていただけたのは非常にありがたかいことだった。

 

7月に実施したクラウドファンディングを達成したグローバル教育事業、Edu.tor(エデュター)は、母になった今だからこそやってみようと思えた仕事。最初は少し手伝うだけ…のはずが気付けば中の人になっていた。声をかけてくれた上海時代の友人である代表に感謝。

私自身、幼少期にアメリカで教育を受け、日本に帰国した後に感じたギャップ。自分の子供により良い教育を受けさせたいと思いながらも情報収集の難しさを感じる中で、あったらいいなを実現させるグローバル教育比較プラットフォーム立ち上げ事業や、情報を持っている人とのマンツーマンオンライン相談のマッチングなどを実行中。
オンラインセミナーも敷居を下げて開催しているので、いろいろな方に参加いただきたい。

次回2022年1月28日開催オンラインセミナーはインターナショナルスクールの実態と魅力について)

 

 

そして自身のInstagramでも相当数発信していた、Music in English
ジュリアード卒の音楽家、小杉紗代さんとともに運営している0歳からの生演奏リトミック教室だ。
2021年一番時間を費やしたのがこの教室運営だったのではないだろうか。

4月に体験クラスをスタートし、5月に東京三田で正式開講。
横浜でも開催してほしいという声を耳にし、猪突猛進タイプの女2人が揃うとやると決めたら突き進むわけで…出産間近ではあったがHPや提案書の作成などを経て、横浜元町校を大好きなファミリア さんの素敵な環境で開講が決定。本当に嬉しくてたまらなかった。



12月に開催したクリスマスコンサートは、会場コーディネートからブローシャーや席札、子供用の塗り絵グッズなどペーパーアイテムの作成、カメラマン手配や事務的なことなどとにかく多岐に渡ってなんでも屋さんとして動いていた。
正直普段のお教室運営と違って、利益度外視で行ったクリスマスコンサート。

子供と素敵な思い出をつくりたい、あったらいいなと思う家族で楽しめるクリスマスコンサートを自分たちで作ろう、そんな思いで行っていた。

ラスト1週間は毎日2〜3時間睡眠(生後2ヶ月の娘は生活リズムが整っていて夜通し8時間睡眠だが、仕事で寝不足なだけ)、食事も忘れるくらいなぜか時間との戦いで追われていて、気付けば勝手に3キロ落ちて産後太り解消にも一役買ってくれた。椎間板ヘルニアも相まって年内の仕事が何も手につけられないほど燃え尽きていたが、boyこと長男はMusic in Englishを通じて大の音楽好きに成長している。これ以上に嬉しいことはない。(車内のBGMでは花のワルツを希望する3歳男子)

また別途自分の気持ちを振り返るためにもblogに書き残したいのだが、(そもそも私と音楽がリンクしない人も多いはず。理由についても語る場はなかったので。)コンサートの様子をカメラマンyucoさんが素敵な動画にしてくれたものをYou Tubeで公開中。ぜひご覧いただきたい。

 

携帯のカメラロールの写真を1年分見返しながらつらつらと書いていたら既に長文になってしまったので、最後に今年の抱負を自分の記録用に。

思いは言語化しないと絶対に実行できないとどこかで耳にし、
2022年はどんな年にしたいか、今年の終わりに読み返すであろう未来の自分のために書いておく。

 

 

完璧主義をやめる(自分にも人にも完璧を求めない。丁寧な暮らしも頑張らない。)

子供たちとの時間をとにかく大切にする(一緒に過ごせる時間は有限)

家族を大切にする(つい仕事のしわ寄せが家族にいくため、バランス要調整)

健康管理をしっかりする(年末の咳喘息、ヘルニア本当に辛かった)

他人と比べない(周りと比較してばかりでは絶対に幸せになれないと思う)

自分の「好き」を大切にする(周りの評価ではなく自分軸)

旅に出よう!(国内でもいい!)

 

 

 

自分で自分を褒めて、自分でご機嫌をとりつつ、ストレスを溜め過ぎないで「2022年は楽しかったなぁ」と年末に思えますように。(あえて数字で測れる目標は設けないのもストレスフリーへの第一歩)

 

blogを普段読んでくださる方へ、有益な情報を少しでも届けられますように。
2022年もよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

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