妊娠中を振り返る – 悩みが尽きない分娩予約 私が産院を決めるまで

by Michelle
Published: Last Updated on

前回のblog「妊娠中を振り返るシリーズ中国上海での妊娠と妊婦健診に行くまで」
続編は、日本での里帰り出産に向けた「産院探し」にまつわるお話について。
 

 

 

1.どこで産む?「横浜市vs港区」

実は地域差がある妊娠・出産にまつわるサポート

海外在住者が日本で母子手帳をもらうには、まず住民票を取得するところから始まる。
日本のどこに住民票を戻すべきか…私が日本で出産する場合、選択肢が2つあった。
東京都港区と神奈川県横浜市。前者はもともと住んでいた家、後者は実家。

調べてみると、港区と横浜市では出産育児一時金の額や、子供の医療補償制度も異なっていた。全国的に見ても、港区の子育て支援は充実していることで有名だ。都内の方が無痛分娩ができる産院の選択肢も多い勝手なイメージから、港区に住民票を戻そうか悩んだりもした。

横浜で出産することを決めた理由

正直、港区の出産育児に関する助成内容は魅力的ではあったが、現実的に考えて実家のある横浜市を選ぶことにした。
海外で働く主人と離れての妊婦生活。一人暮らしよりも、実家の親元が何かにつけて安心だった。
 

 

 

2.産院探しと分娩予約

人気の産院 分娩予約は争奪戦

「人気の産院の予約は妊娠6週でもすでに埋まっている」
先輩ママさんから聞いたこの噂は本当かなのか。

実際のところ、分娩予約の受け付け時期は病院によって様々。
妊婦さんが分娩予約をする時期も人によってとてもばらつきがある。

意識的に妊活している人は早くに妊娠に気づくだろうし、さらにはある程度事前に産院の目星をつけていたりする。妊娠発覚後のスタートダッシュが早いのだ。
 

 

 

3.インターネットでの産院探し

インターネットの落とし穴

分娩予約が埋まってしまうことへの焦りを感じながらも、妊娠がわかった時点では上海に住んでいた私。
日本の病院に直接足を運んで見学もできなければ、こうゆう時に限ってネット規制により相談したい友達にLINEもできない状況だった。そうなると、できることはたまに繋がるインターネットでひたすら検索することのみ。

「横浜 出産 無痛 病院」こんなキーワードで検索して出てきた上位の病院ホームページをチェック→医療口コミサイトで病院の評判を確認。その繰り返しの作業が、今思えば間違いだったのだ。

そもそもインターネット検索上位に出てくる情報は、広告だったり、SEO対策(検索上位で出る仕組み)をしていることが多い。また、病院の口コミサイトに関しても、いいことばかり書いてあるとしたら、怪しい。もしかするとネガティブな内容は削除されているケースもある。あくまで私の考えだが、SEO対策をしっかりする病院が、口コミサイトの情報を放置するとは思えない。それなのに、結局インターネット検索で得た情報だけで産院を決めてしまった。
 

信じすぎてはいけない 口コミの情報はそこそこに…

病院選びに限らず、インターネットの口コミに疑問を抱いたことはないだろうか?

例えば、食べログの評価が操作されていた残念な事例。そういった不正がなくても、人の感想と自分の意見が一致しないことだってある。知らない誰かがおすすめしてる話題のレストランに行ったからといって、自分が100%感動する体験ができるとは限らない。人はそれぞれのバッククグラウンドを持っていて、ものごとの感じ方もひとりひとり違う。

産院探しをするときに、私あ医療系口コミサイトで病院の評価を読み漁った。
悪いことが書かれていないから、安心。今思うとその考えはまちがっていたと思う。

ちなみに以前Googleの口コミは割と信頼できると聞いたことがある。(匿名投稿ができない、クチコミ削除までのプロセスにある程度時間がかかるのでいいことしか載せないという口コミ操作がしにくいなど)
いずれにしてもインターネットの情報に踊らされてはいけないと今なら当時の自分にアドバイスしてあげたい。

次回はこうやって選んだ病院で起きた問題と辛かった経験について。
今だから思うことを書く予定。

 

 

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