Patom Organic Living – ルーツを知ればより行きたくなる バンコクの本格的オーガニックカフェ

by Michelle

1ヶ月ぶりのblogはバンコクのカフェについて。

ついこの前バンコクを訪れていたのが夢かと思うくらい、世界では都市のロックダウン、国境封鎖、当たり前に送っていた日常生活が一変。こんな時に、これまでのように海外の素敵な場所をシェアしていいものか悩んだが、トラベルライターのお仕事は取材こそ現地に行くものの、執筆はどこでもできる。いつか自由に旅できる日まで、少しでも誰かの未来の楽しみが増えたら…とパソコンに向かうことにした。

バンコク 8回目にしてようやく足を運べた場所、トンローにあるオーガニックカフェ「Patom Organic Cafe(パトム オーガニック カフェ)」。ファームやショップ、イベントスペースを兼ねた敷地「Patom Organic Living(パトム オーガニック リビング)」内にあるカフェだ。

たくさんの緑に囲まれたカフェについて、新たに執筆することになったメディア【itta】の記事をご覧いただけると、概要とおすすめポイントは伝わるはず。

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正直、旅先ではカフェホッピングをするよりは、レストランでしっかり食事を取りたい私。そして、いかにもインスタ映えを狙った見た目重視のカフェは苦手だ。ここパトムにもいろいろな場所で写真を撮っている韓国人や中国人の女の子たちを見かけた。確かに緑がいっぱいで、素敵な写真が撮れる場所に間違いない。そんな写真映えを求めて集まった人で賑わっていても、わたしがこのカフェにまた行きたいと思うのには理由がある。それは、パトムのルーツとオーガニックに対する強いこだわりを知ったから。

 

祖父の代から続く自然への愛。祖母が大切に育てたバラが人々を魅了し、その土地がホテルへと発展したこと。そのホテルやレストランのゲストのために、2008年にはじめたオーガニックファームがウェルネスへの追求のはじまりとなったこと。

「オーガニック」それは魔法のようなヘルシーなことばだ。

健康的で、クリーンなイメージを与えてくれる。けれど、こだわりをもって本当の意味でそれを追求するのは難しいことだと思う。

カフェで提供される食事、スイーツは全て100%オーガニックにこだわった食材を使用している。その生産過程にも重きを置き、これらの食材を使ったボディーケアアイテムも展開している。

パトムオーガニックリビングの敷地内には農園スペースも設けられている。都会のど真ん中でもオーガニック野菜が栽培されているのだ。子供と一緒にバンコク旅行に来るならば、食育も兼ねててこういったカフェを訪れるのもいいだろう。

カフェはガラス張りで天井も高く、緑に囲まれた開放的な空間。
その店内にはタイのお弁当箱「Pinto Box(ピントボックス)」がずらりと並んでいる。

中身はどれもオーガニック食材を使用したタイ料理。旅先ではなるべくその国の料理を楽しみたい私には嬉しい限り!100%オーガニックにこだわったメニューは、ヘルシー志向の方にもぴったりだ。

選んだグリーンカレーは、玄米ライスとセットで125TB(約450円)。旅行者目線で日本のランチ相場と比較すると、お手頃ではないだろうか。気に入ったピントをレジに持っていくと、温めてから提供してくれる。その時に一緒にオーガニックコーヒーなど、ドリンクもオーダーしたい。(ドリンク価格はピントボックスと同じくらい)

私が選んだのは「チャーイェン」と呼ばれるタイティー。以前NY在住の幼馴染とSoHoのタイレストランで食事をして以来、すっかりはまってしまった飲み物で、練乳が入った濃厚な甘さが特徴的。辛さのあるタイ料理との相性もぴったりだ。

ドリンク提供の際はステンレスのマドラーのみで、もちろんストローはついてこない。無駄のない生産をモットーにした環境への配慮はここでも現れている。

 

 

食後に立ち寄ったショップではサニタイザーを購入した。訪れたのはちょうど2020年2月上旬で、コロナウイスルの影響でアルコール消毒液が品薄になっていた頃だった。

ビッグサイズがお得よ!と教えてくれたスタッフのおばさまの笑顔がとても素敵で、気持ち良く買い物ができたのを覚えている。プロダクストそのものがよくても、それに関わる人によって印象は左右される。明るい笑顔で接客してくれたおばさまに英語で”Thank you!”と伝えて店を去った。

 

バンコクはローカルからハイエンドまで美味しいものに溢れている。さらにはルーフトップバーなどナイトスポットも充実していて、いろいろな誘惑に負けて無理をして、旅の途中は疲れてしまいがち。このカフェは本当に居心地が良く、自分自身を健康的にリセットするにはちょうどいい。

次回のバンコク訪問時は執筆タイムを兼ねてパソコン片手に訪れたいと思う。
また行けるその時を楽しみに、今できることをやろう。

 


for more details…

Patom Organic Living

公式サイト:https://patom.com/

関連記事:タイバンコクのカフェ巡り – 緑溢れる「パトム オーガニック カフェ」

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