3月はBirthday Month
30歳という1年が幕を閉じ、静かに31歳の新しいステージに突入。
“静かに”というのは、例年と違って体調を崩してディナーをキャンセルしたこともあり、まだちゃんと誕生日を迎えた実感がないから。
そんなことはさておき、30歳の1年間を記念に振り返ってみようと思う。
あくまでも自分の記録用。他人が読んでも面白くはない。
でも、最近になって昔のblog(秘密です)や10年前から溜まっているFacebookのアルバム等を見返すと、案外面白かったりするわけで、“自分の記録”もたまには残そうと思った。
振り返ってみると…
上海で迎えた2017年3月30歳の誕生日。
憧れだった香港発ミシュランレストラン8½ Otto e Mezzo Bombanaでのディナーや、マンダリンオリエンタルでのホテルステイ。
30歳の節目こそ友人たちと盛大に祝いたかったものの、海外にいて友人たちと会えない分、夫が気を遣って精一杯お祝いしてくれた のが嬉しかった。
毎年誕生日には両親へお礼のプレゼントをしているのだが、この年は母と香港旅行へ行くことに。
3月最終週にペニンシュラ香港のご褒美ステイや、
以前ブログにも書いた絶景スポット巡りをしたのもいい思い出。
4月に入ってからは、夫婦でシンガポールへ。
何度も来ているシンガポールに、二人で訪れるのは初めてで、ベタにルーフトップバー巡りをしたり、マリーナ地区を朝ランしたり、新鮮な旅だった。
4月中旬は中国語を学ぶために通っていた大学の中間テストを放棄して(無事振替テストを受けさせてもらえて一安心)、H.I.S.さんのタビジョレポーター案件でメルボルンへ。
@xxcaoxx ちゃんとの初めての海外旅行は、カフェ巡りをはじめ、ひたすらシャッターを切る楽しい旅となった。
カラフルな建物が並ぶブライトンビーチでの1枚は一時期instagramのプロフィール画像にしていたくらい好き。
5月は中国にいたためゴールデンウィークはなかったものの、労働節(いわゆるlabor day)の連休で北京へ。
百聞は一見にしかず。
あんなにひどい報道を日本で見ていた万里の長城は、綺麗で人も少なく、歴史を感じる場所だった。
このとき泊まった “The opposite house”をきっかけに、House Collective のホテルシリーズに夢中になることに…
5末は夫の誕生日。
この人といると楽しいなと思うようになった旅先、プーケットでお祝いを。
私たちはPARESA RESORTがお気に入りなのだが、他のホテルにも泊まってみたいと思い “THE NAKA”というデザイナーズホテルに宿泊。
プール付きヴィラタイプのお部屋から一歩も出ない日もあったくらい、とにかくのんびり二人きりの時間を過ごせた。
プーケットからまっすぐ帰ればいいものの、優しい夫の言葉に甘えて旅を続ける私はそのままシンガポールへ。
プラナカン食器の買い出しが目的で、その他アートカフェなど気の向くままにシンガポールを探索。
一人旅も慣れて来た。
毎月のように上海に誰かが遊びに来てくれる機会が増えてきて、せっかくなので旅MUSEに上海コレクションを公開したのが6月。
6月中旬には上海に遊びにきてくれた友人と内モンゴルにも出掛けた。
初めて中国語で予約手配をしたので、ドキドキの旅だったことを覚えている。
内モンゴルでの乗馬は今でも忘れられない体験。
(その時の旅MUSEコレクションはこちらから)
7月。
夫婦で夏休みの旅先をどうするか相談しているうちに、結局またハワイへ。
(2月の旧正月休みもハワイだったため…)
2週間に渡りオアフとハワイ島を満喫。
このときはトレイルもきつめのココヘッドに挑戦するなど、アクティブに過ごした気がする。
8月上海に戻ると、サプライズでオープンしたばかりのW HOTEL ステイをプレゼントしてくれた夫。
新しくオープンするホテルに目がない彼は、本当にどこから情報を得ているのか毎回不思議で仕方がない。
上海には続々と新しいホテルがオープンしており、2018年も期待のラインナップが待っている。
そんな上海に関するインタビューを受けたのもこの時期。
(こちらからご覧になれます)
9月からはバンコクでのモダンカリグラフィーレッスンを開始。
数年ぶりのバンコクだったので、その前後で観光も楽しんだ。
Instagramによく登場するワットパクナーム。
少し遠いけれど、目で見る価値のある美しさだった。
(旅MUSEのバンコク記事はこちらから)
9月はバンコクだけではなく、弾丸で友人に会いに香港にも。
引っ越しのお手伝いを理由に、作業を終えた2日目はリッツカールトンのミシュラン飲茶ランチを堪能。
ひとり旅でも現地にいる友人や、同時期に同じ場所に旅する友人のおかげでいつもひとりぼっちになることは少なかった。
自分が人にしてもらったことは私も恩返ししたいと思うタイプ。
9月に上海に遊びに来てくれた友人夫婦にも全力で(自分も楽しみながら)アテンド。
青空が珍しい上海で、奇跡的なディズニーランド日和を堪能したのもいい思い出。
9月は割と旅行が多く、9月最後は中国国内旅行へ。
映画アバターのイメージ舞台にもなった世界遺産 張家界(ジャンジャージエ)
帰りのフライトがオーバーナイトディレイしたのはなんとも忘れ難い思い出…
10月はずっと楽しみにしていた母娘ヨーロッパ旅行へ。
我が家では夏はパリ、冬はNY、年越しはハワイと家族旅が決まっていたけれど、結婚を機にハワイ年越し旅行はなくなってしまった…
それでも毎年のヨーロッパ旅行は諦めたくなくて、今回も母と随分と前から計画していたのだ。
今回の旅がちょっと特別だった理由は、パリ⇆羽田のフライトがJALのFirst Classだったこと。
今後乗る機会なんてなかなかないであろう快適なフライトについては、結局まだblogには書けていない。
(父からもらったマイルで搭乗したので、父に感謝!)
母娘旅の観光はチェコ プラハからスタートし、
おとぎ話の街チェスキークルムロフなどを経て、オーストリアは ウィーンへ。
オーストリアでの1番の思い出はウィーンフィルの本拠地でべートーヴェン交響曲第7番(のだめカンタービレの曲と言えばピン!とくる方も多いはず)を聴けたこと。
子供の頃からクラシック音楽好きの両親に押し付けられている気がしていた趣味も、大人になってやっと興味が湧いてきた。
このあとも、スロヴェニアのブラチスラバ、ハンガリーのブダペスト、そして安定のパリへと旅した秋の旅行。
結婚したこともあり、きっと今回が最後の二人きりでののんびりヨーロッパだね、と母と話していたのだが、できればこれからも母とは旅行を続けたい。
11月は中国へ戻り、前々から行きたかったパンダセンターのある成都へ。
赤ちゃんパンダをこんなに間近で見られるなんて!
可愛さのあまりたくさん写真を撮った。
お目当てのホテル、The Temple Houseが満室だったため、また成都旅行には再チャレンジ予定。
11月の中旬には、再びバンコク出張カリグラフィーレッスンへ。
相変わらずフォトジェニックが溢れる街。
帰りには羽を伸ばすべく、ベトナムのダナン、ホイアンへ訪れた。
ホイアンの街はロマンチックで、女性観光客に人気な理由もうなづける。
あいにく雨季真っ只中だったダナンには、またの機会に乾季に合わせてのんびり訪れたい。
東南アジアから戻ってすぐ、
11月末には、名古屋に飛び日本の紅葉も楽しむことができた。
12月には食い倒れの旅、ソウルへ。
2つのホテルを満喫したソウル旅は旅MUSEでも公開中。
リピーターにお勧めしたい!ホテル&韓国グルメを楽しみ尽くす!バンヤンツリーソウルに泊まるご褒美ソウル旅
アーティスティックなライフスタイルホテル【L7 HOTELS】に泊まる!リピーター韓国ソウル旅
上海に1週間ほど戻ったものの、理想的な旅のお仕事が舞い込んで来た12月。
ラスベガスに通訳兼アテンドで出張旅へ。
ゴージャスな体験のあと、オーバーブッキングによるLA1泊も楽しい時間だった。
グリフィス展望台も、
ベニスビーチも、学生時代の思い出が詰まっている。
クリスマス旅行は中国内、上海から新幹線で1時間ほどの杭州へ。
実は素敵なホテルが集まる杭州では、大好きなホテルグループBanyan Tree Hangzhouに宿泊。
水上アフタヌーンティーは寒かったけれど、いい思い出。
12月最後は1年を振り返る間も無く、年越しは香港へ。
「カウントダウンの場所は秘密です」と、夫が手配してくれていたのがインターコンチネンタルホテルに新しくオープンしたはがりのアランデュカスのレストラン。
1杯2万円もするシャンパンなんて人生でもう飲むことはなさそう…そんなサプライズ続きの2018年の幕開けは、最高のロケーションで笑顔いっぱいで迎えられた。
けれど、あまりに落ち着くことなく飛び回った結果、体調が悪化してお酒も飛行機もドクターストップがかかった1月。
1月末にようやく飛行機を解禁して、2018年最初の旅先として向かったのが安定のシンガポール。
セントーサ島でのんびりしたり、気になるレストランカフェ巡りを楽しんだり、一人で行っても必ず誰かが相手をしてくれる最高なシンガポールを満喫。
その足でバンコクへ出張カリグラフィーレッスンへ向かい、レッスン後の束の間のカフェ巡り。
週末にはベトナム ホーチミンへも。
感覚が麻痺しているのか東南アジア内は国内旅行感覚でLCCでひとっ飛びしてしまう。
2月、30歳最後の旅は念願のキューバへ。
(経由で立ち寄ったメキシコシティーは体力の限界だったので、あまり観光はせず)
メキシコ、キューバを経て最後に安定のNYで30歳最後の旅は終了。
こうして振り返理ながらblogを書いているだけで自分自身でも疲れてしまうほどとにかく飛び回ったことを実感。
結婚したら、上海に引っ越したら、生活の幅が狭まるなんて考えてたけれど、こんな1年を過ごすことになるなんて自分で驚きの一言。
好き勝手な行動を取る妻を持つ夫は大変だ。
でも、会社員時代を経ての今なので、夢中になったことにはとことん突き詰める私の性格を理解してくれる夫には感謝の気持ちでいっぱいである。
31歳の抱負は正直まだない。
けれど、やってみたいこと、やるべきこと、無理をしない範囲で自分らしく色んなことに挑戦するのは間違いない。
blogはマイペースでも、これまでの旅の情報をもっとまとめていく場として引き続き活用しよう。
31歳も振り返って濃い1年になりますように。