Facebookでバンコク出張中の知り合いの投稿を見て、ふと思い出したスワンナプーム空港のキャセイパシフィックラウンジ。
タイ航空のお膝元とはいえ、個人的には*ロイヤルシルクラウンジよりも好みなラウンジだ。
*タイ航空およびスターアライアンス便のビジネスクラス搭乗者/タイ航空上級会員/スターアライアンスゴールドメンバーが利用可能ラウンジ
理由は【The Noodle Bar】で食べられる麺料理が本格的で美味しいから。
▲羽田空港および本家の香港のラウンジ同様深みのあるグリーン基調のThe Noodle Bar
以前、羽田空港のキャセイパシフィックラウンジについてblogで紹介したが、香港のエアラインであるキャセイパシフィック航空のラウンジでは、その場でできたての麺料理をいただけるヌードルバーがある。
東京(羽田空港)、マニラに続き2015年6月にバンコクスワンナプーム空港でもヌードルバー併設のラウンジとしてリニューアルオープンした。
最近ではテレビ番組で紹介されていたり、ファンも多いラウンジ。実は国によってオリジナルのメニューが用意されているのはご存知だろうか?
バンコクスワンナプーム空港では、タイならではの麺料理が2種類用意されている。
▲程よい酸味と辛さのバランスが絶妙なトムヤムヌードル
▲盛り付けも立体感を意識したパッタイ
トムヤムヌードルとパッタイ、いずれもタイ料理の定番メニュー。
ヌードルバーというだけあって、どちらの麺ももちもちとした食感があり、まるでレストランで食べる本格的タイ料理に引けを取らない一皿だ。
もちろん、タイ料理以外に坦々麺や海老ワンタン麺も用意されているので、バンコク旅行でタイ料理はお腹いっぱいという方は香港定番メニューを楽しんで。
ラウンジ内にはバーカウンターも完備。
▲The Bar
ここでも、バンコクベリーニやバンコクトワイライトなど、タイオリジナルのスペシャルカクテルを提供。
バーカウンターではノンアルコールメニューとしてモクテルのメニューも揃っている。
お酒が飲めない方でも、ぜひバーカウンターに立ち寄って好みのドリンクをオーダーしてほしい。
好みに応じてバーテンダーが作ってくれるドリンクは、ドリンクバーで自分で注ぐ一杯よりも美味しく感じることに間違いない。
▲写真を撮るためにゆっくりとリキュールをそそぐパフォーマンスをしてくれたバーテンダー
▲オーダーしたピニャコラーダ。辛いトムヤムヌードルとの相性もばっちりだった
わたしがキャセイパシフィックラウンジが好きな理由は、ヌードルバーともう一つ。
“空間のデザインがシンプルかつ温かみがあって落ち着くから”
▲軽食が楽しめるFood Bar
羽田空港のキャセイパシフィックラウンジ同様、Ilse Crawford(イルゼ・クロフォード)率いるStudioilseがデザインを手掛けている。
彼女は雑誌『エル・デコ(ELLE DECOR)』 の元編集長だったイギリスの女性デザイナーであり、2015年にIKEAとコラボレーションしたインテリアコレクションが発表されている。
このラウンジを通して彼女の存在を知った今、当時発売されていたSINNERLIG/スィネリグ コレクションのアイテムで部屋をコーディネートしたらどんなに居心地がいいのだろう…と想像してしまう。
空港ラウンジに行くとわくわくするのはわたしだけだろうか。
利用するのは旅の始まりであったり、帰路であったり、ときに乗り継ぎの時間であったりとさまざま。
飛行機に乗るからこそ利用できるラウンジ。エアポートで過ごす時間を楽しまない手はないだろう。
CATHAY PACIFIC LOUNGE
タイ スワンナプーム空港コンコースG 出発ホール3階
席数:140席
営業時間:4:00am – 7:00pm (朝食は11:00amまで)