長男(boy)と2人でワンオペ国際線フライトも乗りこなしていたコロナ以前。生後3ヶ月で国内線デビューしたboyは、4ヶ月でのハワイフライトを皮切りに、月に数回飛行機に乗る生活だった。
世の中が少しずつ変化する中で、ようやく周りでも子連れ旅デビュー、または再開という人も増え、よく聞かれるようになった「子連れフライト対策」。
この記事を書いている今、ちょうどGWの北海道旅行の写真を整理していたところで、第二子、0歳7ヶ月、ハイハイとつかまり立ちを始めた娘と一緒の飛行機搭乗体験談をもとに、余裕をもって快適に過ごせた赤ちゃん連れフライトについてblogでご紹介したいと思う。
【 Contents List 】
国内線フライトJAL便利用 – 予約時に必ず行うこと
国内線は、3歳未満は無料で搭乗できると言っても、チケット手配は必要。
大人のチケットに紐づく形で一緒に手配するのだが、私は予約時に必ず行うことがある。それは、事前座席指定。
機内で快適に過ごすために、フライトに応じて希望の座席を指定するようにしている。
例えば…
・日中の短時間のフライトや機内で授乳をするならなら窓際
・2-3-2 の配列で、息子含め3人分のチケットを買う時なら真ん中3列
・オムツ替えの心配を考慮して、なるべくお手洗いの近く
・離着陸時に荷物が足元に置けない最前列は指定しないetc.
追加料金1,000円で前方広めのシートが利用できるクラスJも便利だが、平日のビジネス路線(羽田-伊丹)はお仕事で搭乗しているビジネスマンも多いことから、あえて子連れ搭乗の場合は遠慮するようにしている。
日本航空(以下、JAL)では、座席指定のシートマップに赤ちゃんマークが表示される仕様になっているため、本当に静かに過ごしたい人はそこを避けて座席指定をしてくれるのでは…と思っている。
いつもよりプラス1時間余裕をもって空港に到着
子連れ旅ではいつも以上に時間に余裕を持って行動したいところ。
今回GW連休初日で混雑も予想されたので、3時間以上前に羽田空港に到着した。
ファーストクラス専用チェックインカウンターを利用できるダイヤモンド会員の両親と一緒だったので待つことはなかったが、一方でJALグローバルクラブカウンター(私自身はJGCワンワールドサファイア)の列はなかなかの行列だった。
ベビーカーを預けたり(普段は持ち込むのだが、混雑時のフライトだと荷物棚がいっぱいになる可能性があるので極力荷物を減らす作戦)、ミルクなど機内持ち込み荷物も多いとセキュリティーチェックに時間がかかってしまうもの…余裕を持つに越したことはないので、慌てないためにも早め早めの行動を。
搭乗前に体力消耗!プレイエリアを活用
以前はコロナ禍で閉鎖されていたプレイエリアも開放されていて大助かり!
JALのサクララウンジには、「こどもラウンジ by こどもビームス」というBaby & Kid’s Loungeがある。
「小さなお子さまと一緒にくつろげる、楽しめる」をコンセプトに、ビームスが展開する「こどもビームス」によるプロデュース。南ウィング、北ウィング共にサクララウンジ内にあり、ファーストクラス、ダイヤモンド、JGCプレミア会員は保安検査場から直接入ることができる。
https://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/service/lounge/hnd/sakura.html
子連れでのラウンジ利用はときに肩身が狭いけれど、ANAにも「スター・ウォーズ ANAキッズラウンジ」というキッズスペースが設けられるなど、近頃はファミリー層にも嬉しいサービスが増えている。
優先搭乗で余裕を持って機内へ
小さなお子様づれやお体が不自由な方向けに、上級会員よりもさらに先に搭乗できる優先搭乗サービスがある。
早く機内に搭乗しても実はなかなか離陸しない飛行機。であれば、最後に乗るというのも手ではあるが、コロナ禍では座席ブロック毎のグループ搭乗式に変わっていることから、私は優先搭乗で余裕を持って座席についておきたい派。
空いている機内で荷物の整理(座席棚へ収納etc.)ができるし、CAさんにお願いしたいリクエスト(迷惑ながら、毎回子どもたちのフライトログをお願いしている)も優先搭乗時に済ませている。
フライト時に気をつけたい赤ちゃんの耳抜き対策
そんなの知ってるよ、という人が大半だと思うが、赤ちゃん連れフライト対策で誰しもが触れている耳抜き対策。
個人差があるので、平気な子もいるけれど、飛行機に乗ってみないとわからないので、初めてのフライトはドキドキするもの。
授乳、ミルク、お茶などなど月齢に応じて飲み物を用意しておくと安心だ。
少し大きい子だと、飴を舐めさせたりする人もいるのでは?
注意したいのは、飛行機は動き出してからなかなか離陸しないという事実。
耳抜きが必要なのは高度が変わるとき、つまり離着陸の瞬間なのだが、一人目の初フライトの時、飛行機が動き出してすぐミルクをあげたところ、なかなか飛ばず、実際に離陸する時には哺乳瓶が空っぽに..なんてことも。それ以降、加速し始めるまで待って、タイミングを見計って授乳!というのを徹していた。
3年ぶりの赤ちゃん連れフライトは、過去の記憶と経験があってもドキドキするもの。とはいえ、我が家の第二子girlは、毎回プレイエリアでしっかり動いてから搭乗するため、離陸前には寝てしまい、着陸後に目覚めるというなんとも親孝行な子。念のためミルクも手元に用意するものの、飲むことなくフライトを終えている。
JALからのサービス!子どもへのプレゼントアイテム
毎回フライトの楽しみのひとつは、子どもむけにもらえるおもちゃなどのアイテム。
JALの国際線は木のおもちゃやもこもこソックス、メラミン製のキッズカトラリーなど、なかなか素敵なアイテム揃いで集めていた。
今回GWの国内線ではJALのキッズヘッドホンや今治タオルをいただいた。
このヘッドホン、連休など繁忙期に搭乗するアイテムで、前から欲しいなぁと思っていたもの。
おもちゃ類以外に、嬉しいCAさんの心遣いが赤ちゃん連れ搭乗時にはドリンクカップに蓋をつけてくれることだ。
赤ちゃんを抱っこしているとき、温かい飲み物提供はできないとのこと。確かに、子どもいると溢れるリスクが大いにある。冷たい飲み物はちゃんと蓋とストローで、抱っこしながらでもいただける工夫をしてくれるのはとても嬉しいお心遣い。
子ども連れに限ったサービスではないけれど、子ども記念にフライトログも用意していただいた。
(短距離フライトで頼まれるとCAさんも困ると思うので、余裕があれば…お願いしたいサービス)
あると便利!赤ちゃん連れ機内持ち込みグッズ
普段のお出かけ同様、持ち物は人それぞれだが、私の機内手荷物リストはざっとこんな感じ。
多すぎても困るけれど、なくて困った!を避けたいのが子連れフライト。
荷物の内容は普段のお出かけとさほど変わらないが、コロナ禍では国内線フライトのブランケット貸し出しがなかったりするので、機内での温度調節アイテムは必須。
国内線フライトは1~3時間程度の短時間ばかりなので、そこまで意気込む必要のないと思うのが正直なところ。
離乳食関連は狭い機内でというよりは、ラウンジで済ませたいし、国際線ではハイハイやつかまり立ちしたい子を一瞬立たせるために床にレジャーシートを敷いて立たせるなどやっていたが、国内線でやろうと思ったことはない。機内持ち込みベビーカーは、我が家ではバガブーアントとyoyoを保有(yoyoの方が活躍しているが、対面式、かつフルフラットにできるのがアントのいいところ)しているが、今回は預けてしまった。
タブレットも赤ちゃんにはまだ早いので、あくまでオプションとしての記載。
ただ、一つだけ経験上思うのは、万が一のロストバゲージに備えて、子供の荷物は多少は機内持ち込みが安心ということ。(過去に苦い思い出あり)
トラベルライターとして活動して今年で7年目。
女子旅や大人のご褒美旅もいいけれど、家族でいくプライベート旅は格別。
小さな子どもを連れた旅行は準備は大変とはいえ、思い出はプライスレス。
この記事が少しでも赤ちゃん連れフライトを控えている方の参考になったら嬉しい。