HEAR THE TASTE DINNER – おいしさを耳でも感じるフィンエアーの魅力的な北欧料理

by Michelle
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日本から一番近いヨーロッパ、フィンランド。
そんなフィンランドを代表するフラッグシップエアライン、フィンエアーのディナーイベントにお招きいただいた。

テーマは「HEAR THE TASTE DINNER」
おいしさを耳でも感じようというもの。

人の味覚は音に影響するという。低音域は旨味を強め、高音域は甘みを強めるそう。

イベントではお料理に合わせた特別なサウンドスケープと共に、シグネチャーシェフ考案の北欧を感じるコースが振舞われた。

 

最初のメニューはシグネチャーシェフであり、2018年ミシュラン1つ星獲得「七草」の前沢リカ氏による春を感じるお弁当スタイルの前菜。

きらめくジュレの下には、絶妙な火入れの帆立が隠れている。一見さつま揚げ?と思いきや、口にするともちもちのした食感がたまらない生麩、ほっこりする甘さの卵焼きなど、どれも素材を活かした優しい味。

成田→ヘルシンキ路線、ビジネスクラスで提供されるこちらのメニューは、この夏期間限定で関西路線でも味わえる。

日本を発ってしばらく日本食とお別れという機内で、このような食事がいただけたら嬉しいに違いない。

 

 

続くメインディッシュにはフィンランド料理を代表するアンバサダーの一人、ペッカ・テラヴァ氏による子羊のリゾット。

放牧で育てられたラムの柔らかさと、黒トリュフが香る贅沢なメニューだ。

フィンランドブランドiittala(イッタラ)のうつわが、お料理をより引き立ててくれる。

 

コースの最後をしめくくるのは、長年フィンランド大統領官邸シェフチームのメンバーを務めたヤーッコ・ソルサ氏によるホワイトチョコレートとベリームース。

ベリーを使ったこのデザート。フィンランドの人は秋にベリーを摘みに森に行き、寒い冬に備えて保存するそう。

ヤーッコ・ソルサ氏は、実は日本でお料理を振る舞うのは2度目。1回目は皇族の方に向けてだったようで、今回そんなシェフに直々にお会いし、振舞われたデザートを口にできたなんてなんてとても貴重な経験となった。

 

料理にばかりでなく、飲み物もフィンランドならでは。

食前酒に振る舞われたのはナプエジントニック。

International Wine&Spirit Competition(IWSC)によって「Gin&Tonicのための世界最高のジン」と表彰されたフィンランドのキュロ社のジン、キュロナプエを使用したカクテルだ。
(ローズマリーの小枝、クランベリーとトニックウォーターのレシピはこちらから)

これまでジンの種類をあまり知らなかったため、ジンバーに行ってもバーテンダーにおすすめを聞くばかりだったが、今後はぜひキュロ社のジンをオーダーしてみようと思う。

 

さて。一般的にはフィンランドといえば、何を思い浮かべるだろうか。マリメッコ?ムーミン?オーロラ?サンタクロース?

個人的にはiittalaをはじめ、北欧のテーブルウェアを思い浮かべる。

実はテーブルコーディネートの勉強をしていた時から、北欧の中でも特にフィンランドに行ってみたかった。
理由は、フィンランドブランドのiittalaやArabia(アラビア)のテーブルウェアが好きだから。

フランス製のバカラやベルナルドなどの高級テーブルウェアも集めてはいるものの、日常に馴染むデザインが魅力的な北欧ブランド。中でもフィンランドの代表的なブランド、iittalaのAalto Collecction(アールトコレクション)のフラワーベースはここ数年ずっと愛用している。
フィンランドでのテーブルウェア探しは、今でも旅のwish listの一つである。

ちなみに、1月にフィンランドを訪れた @aiseri さんのお話を聞いて、フィンランドの自然にもますます惹かれている。
寒いけれど雪景色が美しいフィンランドか、それとも自然の美しさを目一杯楽しめる夏か…訪れる季節も悩みどころ。

 

イベント内でDIYしたフィンエアーA350の機材模型

フィンエアー(フィンランド航空)は日本からヘルシンキまでの直行便を週41便も運行している。
東京(成田)、名古屋、大阪、福岡の4都市に加え、2019年12月からはなんと週に3便、札幌からも就航予定。

ヘルシンキ経由で各国への乗り継ぎしやすく、ヨーロッパ各国への旅にも利用したい航空会社。

約9時間半という、ヨーロッパ方面にしては短めの搭乗時間も魅力的だ。

直行便でフィンランドにいくもし、ヨーロッパ各国へヘルシンキトランジットで利用するもよし。

自身のInstagramのstoryにイベントの様子を載せたところ、それを見た友人から連絡があった。
フィンエアーでイタリアから帰国したと言う友人家族。ビジネスクラスの機内食が美味しくて食べ過ぎたそう。
せっかく乗るなら私もビジネスクラスに乗って、今回のメニューを空の上でいただきたいものだ。

 

フィンエアーはワンワールドアライアンスに加盟していることもあり、ワンワールドエメラルド会員に仲間入りできた今年度は、ワンワールド便をどんどん利用したいところ。
(ヘルシンキヴァンター国際空港に2019年3月26日オープンの上級会員用ラウンジ、フィンエアープラチナウイングも気になっている。)

 

今回のイベントでますます気になる存在になったフィンエアー。
ようやく6ヶ月になったboyと、いつか親子フィンランド旅を実現できますように。

 


FINNAIR

https://www.finnair.com//jp/jp/

 

*フィンエアー子連れフライト情報:https://www.finnair.com/jp/jp/family-travel

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