“行ける時に行きたい場所へ。”
コロナ禍でずっと我慢していた海外旅行を解禁したのは2022年夏。行き先はハワイだった。
久しぶりの海外の空気。暑い日差しと透き通るエメラルドグリーンの海。非日常感溢れる2週間が忘れられず、2023年春には3週間のハワイ旅行を決行。
その後、帰国してすぐ夏休みのことを考えたとき、「この夏またハワイへ行こう。」そう決断するまで時間はかからなかった。
boyこと息子も9月で5歳になろうとしていて、英語での会話も一応成り立つようになってきた。(とはいえ、完璧にはまだ程遠い。)下が1歳10ヶ月。まだ手がかかるものの、家族みんなが長期で海外で過ごすとしたら行き慣れた場所、そしてそれぞれの楽しみ方が見出せる場所と考えると、ハワイ一択だった。
子どもが小学校に入る前なら時間の融通もきく上、子どもと多くの時間を過ごしたいからこそ私は時間と場所の制約のない働き方をしている。この夏ならたっぷり時間を取りやすい。
初めての1ヶ月半の長期ハワイ滞在を決めたらすぐ、航空券、滞在先探しが始まった。
約7週間のハワイ滞在。最初の2週間、息子はサマースクールへ。
これがまた大変で…通常人気校は3月に一気に埋まってしまう中、私が動き出したのは4月中ば。すでに出遅れている上に、5月末から夏休みが始まるハワイでは、サマースクールは6月7月上旬開催ばかり。希望していた7月中旬日程から参加できるところは少ない。
さらには息子の誕生日がこれまた問題で、9月で学年が切り替わるため、9月生まれの息子は参加時まだ4歳10ヶ月。5歳以下ではKindergartenに該当しないため、より選択肢が狭まってしまうのだ。
結局は国際電話、数々の問い合わせフォーム、メールでの問い合わせetc. ありとあらゆる手段を使ってコンタクトをとって学校をリストアップ。ウェイティングリストに入れてもらっても希望がない(絶対に順番が回ってこない)と割り切って、最終的には年齢に関して交渉し、とある学校に受け入れてもらうことができた。
大きな校舎に、いろいろなアクティビティ。
週1回は憧れの黄色いスクールバスに乗って遠足。
全部英語でクラスに誰も知り合いがいない環境にも関わらず、初日から笑顔で手を振って教室に向かっていった姿は親としては成長を感じる瞬間でもあった。
ついてすぐトロリーのアクシデント、子供の風邪(長期でいたら絶対病院にはお世話になると思っていたが案の定…)、母の体調悪化でのEmergencyなど病院にもお世話になったり、途中島旅ではマウイ島火災が起きて旅程を変更。ロストバゲージや、大事なカメラの水没etc.
小さなことから大きなことまでいろいろなトラブルもあったけれど、旅にハプニングはつきもの。毎回解決スキルが身についたと思うことにした。
ただ、マウイ島の火災については、ハワイ滞在中の出来事かつマウイ島渡航前日に起きた出来事のためショックが隠せない。すぐSNSで知った募金ファンドにドネーションの手続きをし、各お店でお買い物の際にドネーションしますか?と聞かれると「Yes」を選んだ。(その中のどれくらいが実際に現地に届くかはさておき…)
ラハイナの街が消えてしまったことに母はショックを受けていたし、私も子どもの頃のマウイ島旅行の記憶を辿りたかった。1日も早く復興を願いつつ、いつかマウイ島に足を運び現地での観光にお金を使う。きっとそれが私にできることなんだと思う。
4歳と1歳の子どもたちとの夏は一度きり。
今回オアフだけはなく、ハワイ島で大自然に触れたり、毎日プールやビーチに足を運び、子どもたちは顔を水につけたまま泳げるようになったり(boyは短い距離なら腕輪なしで泳げるようになった)、英単語が増えたのも目に見えて成長を感じた。
旅は人を成長させる。
本当にそうだと思う。
いつか行こうと思っていると、世界情勢が変わったり、それこそコロナのように海外渡航自体が規制されたり、「行こう」が叶わないことを十分学んだここ数年。
子どもと一緒に旅できる期間も有限。
きっと今後旅のスタイルも変わっていくだろうけれど、”行ける時に行きたい場所へ。”
これからもまた子どもたちといろいろな景色を見れますように。
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📍 Kapi’olani Park, HI🇺🇸
🗓 AUG, 2023
video by @duke45hi
Hair & makeup by @rie_utahm
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