3歳児と10ヶ月ベビー連れ。初めての羽田発JALハワイ便国際線搭乗レポート

by Michelle
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blogで毎回好評いただいているフライトTipsシリーズ
今回は夏休みのハワイ渡航に関して、初めて子供2人を連れて搭乗した国際線フライトについて書こうと思う。

2019年のハワイ渡航の時とは大きく異なる今の海外渡航状況。
日本人に人気の観光地、ハワイにこれから渡航する方に少しでもお役に立てたら嬉しい。

 

✈︎JL72便 羽田発ハワイJAL便を選んだ理由


2022年7月末のハワイ渡航、羽田発JAL72便の決め手となったのは以下の理由だ。

●自宅からのアクセスを考えた羽田発着便
●小さな子供連れフライトのため安心の日系エアライン
●キャンセル料が安くて済むマイル手配ができるとベスト(子供の体調はいつ変わるかわからない!)
●上級会員ステータスを保有しているエアライン

 

通常購入しようとしたところエコノミー往復で35万円もした今回のフライト。結局、マイルをたくさん利用して唯一手配できたのが往路プレミアムエコノミー、復路エコノミーの座席だった。(復路JL 71便はプレエコの設定なし)
JALのマイルの仕組みをご存知の方ならお分かりいただけるはず。通常ならビジネスに乗れる相当のマイル数をエコノミーに利用したけれど、ハワイ便のようなリゾート路線はビジネスから埋まって行くので、我慢。とはいえ、バシネット利用をしたい場合はプレエコやエコノミーで十分だと思えた。

私自身はJGCサファイア会員だが、一緒に搭乗した母がダイヤモンドステータスを保有していることから、荷物の預けられる個数が増えたり、ファーストクラスラウンジを利用できた。

8月からはハワイアン航空の羽田オアフ便が毎日就航したり選択肢も増えているので、これから手配する方はご自身で比較検討してほしい。

 

✈︎子連れフライトでは重要!搭乗前の事前手配リクエスト


国際線は2歳から座席が必要となり有料扱い。3歳の息子は座席を購入する一方、搭乗時まだ0歳10ヶ月だった娘は大人と一緒であれば座席不要、料金はかからない。子供たちのチケットを手配して一安心、と思いきや準備は終わりではない事前手続きとして、子供の食事と座席指定は必須だ。
機内利用できるサービス、離乳食や幼児食手配など事前にリクエストしておく必要があるのでお忘れなく。

今回は子供たちにそれぞれ幼児食とチャイルドミールをお願いしておいたので、おもちゃや機内限定JALのお箸などをもらうことができた。


▲10ヶ月の娘用幼児食。〜9ヶ月の離乳食初期の場合、ポーチに入った瓶詰めのキューピーの離乳食セットが配られたが、 間も無く11ヶ月になる娘は中期のため、〜2歳までの幼児食を事前手配。離陸後、早めに席に持ってきてもらえた。


▲3歳の息子用のチャイルドミール。着陸前に簡単な朝食も配られた。

座席に関しては、上級会員の場合、足元の広い席をリクエストできるのだが、バシネットが取り付けられる前方の座席は争奪戦。車いす利用の方も優先的に利用できる席になるため、100%ではないけれど、チケット手配と同時にバシネットを利用したい旨は電話で手配をおすすめする。

赤ちゃん・小さなお子さま連れのお客さま(JAL公式サイト)
https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/support/baby/

 

 

 

✈︎羽田空港ラウンジ利用状況


JALを含めワンワールド便搭乗時は、サクララウンジでのJAL特製ビーフカレーや、キャセイパシフィック航空のラウンジで海老ワンタンを食べるのが楽しみの一つだった。

しかし、残念ながらコロナ禍で営業停止中のラウンジも多い。8月からは羽田空港サクララウンジも毎日の営業に変わったようだが、以前は日によって全員ファーストクラスラウンジに案内されることもあったようだ。

現在、ANAラウンジがプライオリティーパスで利用できるようになったのもあり、パス保有者はJAL便利用者でもあえてANAラウンジを選択に入れることもできる。コロナ禍では余裕を持って空港に行く方も多いと思うので、余った時間どこでどう過ごすかは調べておくといいだろう。(お店は飲食店・カフェもほとんど営業していなかった)

 

✈︎羽田空港JALファーストクラスラウンジ子連れ利用


羽田空港のJALファーストクラスラウンジでお寿司の提供が始まってから初めての利用。子連れでのファーストクラスラウンジも久しぶりだった。

現在コロナ禍でお料理は座席のQRコードからオンライン注文。


シャワーの受付も携帯から。

子供連れで座ったままで色々手配できるのはありがたかった。

飲み物とおしぼりは自分で取りに行く形式だったが、中には親切なスタッフの方がいてとあるエリアにしか置いていないシャンパンを持ってきてくれたりもした。

メニューはお寿司や定番のビーフカレー、中華そばや御膳まで。

boyはたい焼きなども食べていた。

機内食はあまり好きではないし、子連れで機内で食事をするのはなかなかハードルが高い。ラウンジで夜ご飯を済ませるのが私にとってはベスト。
今回3時間くらい時間があったので、食事とシャワー、免税店でもお買い物と搭乗前の時間を満喫することができた。

いくつかのゾーンに分かれているファーストクラスラウンジ。入り口から進んで一番奥のエリアにひっそり佇む大人のゾーン「RED SUITE」にだけローラン・ペリエが置いてある。

混み合うラウンジ内でもこのエリアだけ誰も人がいなかったので、息子とゲームをしたり、ゆっくりシャンパンをいただきながらこれから始まるハワイ旅行に胸を躍らせた。

まだ0歳の娘はラウンジ内で持参した離乳食で夕飯を。ハイチェアや子供用の食器もリクエストすれば借りられる。


成田空港のサクララウンジ内にキッズプレイゾーンがある。しかし、羽田空港のサクララウンジには残念ながらプレイスペースは併設されておらず、さらに空港内のプレイスペースはコロナで閉鎖中。そのため、搭乗前子供たちはずっとファーストクラスラウンジで過ごすことに。

入り口側の奥のエリアが椅子も座りやすく、人も少なかったので歩かせたり窓際で体力消耗。ラウンジチェアをくっつけて息子の睡眠スペースも確保させていただき、快適に過ごすことができた。


飛行機に乗る前、旅行前のわくわくのラウンジで過ごす時間。2年以上ぶりの国際線で昔の感覚を取り戻すことができた。やっぱりラウンジで過ごす時間は好き。

強いてマイナス面の話をするならば、シャワー室が少々寒いかな、といったところ。それでも、夏場で汗をかきやすい時期に、搭乗前にシャワーでリフレッシュできるのは非常にありがたい。

羽田空港国際線
JAL First Class Lounge ファーストクラスラウンジ(JAL公式サイト)https://www.jal.co.jp/inter/service/lounge/hnd/first/#top

 

 

✈︎羽田空港国際線の免税店状況



免税店は営業を再開しているが、利用したい場合は事前予約が必要。オンラインで事前にアイテムを予約し、空港で当日受け取ることで割引をしているケースもある。

今回私はエルメスとティファニーを予約。予約時間にお店に行くとしまっている扉を開けてくれるので、まるでプライベートショッピングのよう。


事前予約の締め切りはお店によって異なるので、公式HPからチェックしてほしい。

 

✈︎ジェットキッズが大活躍!機内への持ち込みアイテム


赤ちゃん用グッズは以前掲載したblog、FLIGHT WITH BABY BOY – JALハワイ便 0歳4ヶ月のフライトとあまり変わらない。3歳の息子については、今回の旅行に合わせて国内在庫1点をなんとか手に入れたストッケのジェットキッズが大活躍した。

購入したジェットキッズはRAKUREN ROOMにも掲載中。

子供のおもちゃや着替え、ブランケット類もしまえて、空港内では子供の乗り物として活用できる。走行性もよく、引っ張る力もそれほど必要ないので、約20kgの息子が乗ったジェットキッズを私一人でも楽々引っ張ることができた。

デメリットとしては、離着陸時に使用ができないこと。子供が熟睡していても着陸前に片付けないといけないのが少々辛い。でも、それほど座席が快適にフットレスト付きのフルフラット仕様になるということなので、買って後悔はなし!これからも旅のお供になること間違いなしだ。(厳密にはフルフラットではないけれど、足がぶら下がらないので寝やすそうだった)

3歳の機内持ち込みグッズはこの通り。

3歳児ハワイフライト機内持ち込みアイテム

すべてジェットキッズの中に入れて機内に持ち込んだ。

●リラックスウェア
 機内ではなるべくリラックスできる服を用意。ロンハーマンのキッズセットアップが大活躍

●着替え
 機内で失敗はしなかったけれど、予備の着替えがあると安心。ホテルチェクイン時にちゃんとした服を着せたかったので、そちらも機内持ち込み荷物の中にセット。

●お食事セット(ビブ+カトラリー)
機内で食事をするさいにエプロンと使い慣れたカトラリーを。
以前はお土産に持ち帰れるエプロンやメラミン製のカトラリーも配られたが、今回はなかった。手口拭き取りナップもちょっとしたお手拭きとして活躍。普段のお出かけで使っているものはそのまま機内に持ち込みたい。

●水筒
ドリンクサービスを待つよりも、子供の飲み物は持参がベター。

●iPad
 動画やオフラインで遊べるアプリをインストール

●子供用イヤホン
 最大音量の制限付き、キッズサイズのイヤホンはあると便利!

●スティックキャンディ
 食べなかったけれど、耳抜き対策のために念のためジップロックに入れて持参

●おやつ
あまりお菓子を食べない息子が唯一大好きなハリボー。小さなパックを小分けにして、機内に持ち込み、小腹が空いたときに食べてOKというルールに。

●モスリンコットン
 機内は冷えやすいため、ブランケット代わりに薄手のものを持参

●お気に入りおもちゃ
今回はJAL利用ということで、JALの飛行機のおもちゃだけという約束に。小さなおもちゃは落とした時に探すのも大変なので、なるべく荷物は減らしたい。

 

 

✈︎バシネット利用!羽田→ハワイ 約7.5時間のフライトの様子


フライト時刻が少しずれ、21:45発に。普段21時前に寝てしまう子供達がフライト中熟睡してくれるであろうレッドアイの便を選んだのだが、興奮も相まって、食事とシャワーを済ませた息子は、ラウンジで20時前に寝てしまった。
空港で借りたベビーカーで搭乗ゲートギリギリまで進み、機内へ。

国内線と違って久しぶりの長時間フライトだったが、乗り物好きの3歳児は余裕。離陸する頃には飛行機にのれる嬉しさで目が覚めたようだが、機内ではおもちゃを受け取ってさらに上機嫌になり、黙々と遊び疲れたら寝る、と言って自分で目を閉じた。

一方で10ヶ月ベビーは熟睡で平和なフライト…と言ったわけにはいかず、起きている時間も長かった。
離陸した瞬間に耳抜きにミルクを用意していたものの、抱っこで寝てしまった娘。

シートベルトサインが消え、バシネットを設置してもらったあと、背中スイッチ発動することなく寝かせたものの…過保護に厚着をさせてしまったせいで、頻繁に起床。体温調整は親の役目にも関わらず、子連れフライトの慣れから雑さが仇となってしまった。

騒ぐことはしないものの、持ち込んだDVDを見せたり、すでに歩ける娘は座席付近で遊んだり、フライトの半分くらいは起きていた気がする。

機内では泣いている赤ちゃんがいたり、パパママお疲れ様という気持ちに。JAL便は座席に赤ちゃんマークがつくため、事前に周りの席の方も赤ちゃんがいることがわかるようになっている。騒がしいのは嫌という方は、なるべくそこを避けて座席指定をするだろうし、パパママにとってはこういったサービスは心強い存在。

 

✈︎機内でもらえた子供アイテム紹介


写真の粗さと適当さが子連れ旅のリアルを物語っている今回のblog。見辛いけれど、機内で貰えたJAL子供向けグッズをご紹介。

夏休みの時期なので期待していたが、普段の国内線と変わらないおもちゃのラインアップだった。飛行機型ポーチ、JAL今治タオル、飛行機模型のなかで子供たち2人とも模型をセレクト。(お兄ちゃんと同じものを欲しがる妹は、正直まだ遊べないけれど…)

今回嬉しかったのは、チャイルドミールに付属のJALのお箸。メラミン製のスプーンフォークのカトラリーセットにお世話になっていたので、そこにお箸が加わった。

これまで木製おもちゃ、もこもこソックスやイヤホン、いろいろなグッズをもらって集めてきた。子供にとっては機内で遊ぶおもちゃになるし、いいフライト記念にもなる。

記念といえば、今回もフライトログをCAさんに書いてもらった。飛行機好きのboyがもう少しわかるようになったら、自分が乗った路線、高度など見返せるといいなぁと。毎回忙しい機内でフライトログを書いてくださって感謝です。

 

 

✈︎以前と変わった!ハワイ入国時の手続き


2019年ぶりに訪れたハワイ、ダニエルKイノウエ 空港では入国手続きが早くなった印象。というのも、機内で配られる税関申告書はなくなり、ターンテーブルで荷物を受け取ったあとの税関チェックがなかった。

0歳児を連れた旅行の場合、切っても切り離せない離乳食問題。アメリカに持ち込みが禁止されているお肉類、またそのエキスが入ったものを徹底的に排除して厳選して持参したのだが、チェックどころか質問すらされず拍子抜けしてしまった。

搭乗前のJALチェックインカウンターでも確認のあった、新型コロナウイルス感染症関連デジタル証明書アプリ「VeriFLY」に必要書類を登録しているのもあって、過去一番スムーズな米国入国だったと思う。

 

 

新型コロナウイルス感染症関連デジタル証明書アプリ「VeriFLY」について(JAL公式サイト)
https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/verifly/

 

楽しい海外旅行で切っても切り離せない<移動>。子供との飛行機移動は楽しさ半分、ドキドキ半分。
Instagramの質問箱でも子連れフライトの恐怖の相談があったけれど、予め何を用意して、いろんな事態を想定して心構えをしていればなんとかなるもの。

このblogが、今後ハワイに限らず、子連れ海外旅行を予定している方のお役に立てれば光栄だ。

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