Vacation in Cuba – 行くまでが大変?!キューバ旅行のあれこれ

by Michelle
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大型連休には絶対に夫婦で海外へ!というのが我が家のモットー。

2月の連休はなんと11連休。(上海で働く主人は中国カレンダーで稼働しているため旧正月)

お互いが行ったことのない、そして今行っておくべきエリアを挙げた結果、旅先はキューバに決定。

だが、わくわくしていたキューバ旅行はあまりの情報の少なさに初めて手配が大変と感じた旅先となった。

幸いにも周りに沢山のキューバ経験者がいたお陰で無事旅を楽しむことができたので、今後の渡航予定の方の役に立てばとキューバ旅行に関するあれこれを書いていこうと思う。

まずは手配と入国に関してのあれこれ。

旅立つまではほぼ”問題”だらけだったキューバ旅行。

いざ行ってみると最高に楽しかったの一言に尽きるので、これから渡航予定の方は安心して読んでください。

 


個人旅行手配 フライト問題

日本からキューバに行くにはフライトは主に以下の通り(おすすめ順)

・カナダ経由

・メキシコ経由

・アメリカ経由

 

カナダ経由がおすすめの理由は、ハバナに限らずキューバの複数の空港へ就航している点。
キューバのビーチリゾートの観光客の9割がカナダ人というのもこの理由から。

一方でメキシコの場合、メキシコシティ↔︎ハバナへの就航はあるもののその他の都市へのフライトはない。

アメリカに関しては線で消している通り、要注意。
というのも、2017年11月からアメリカからキューバへの渡航制限がはじまり、アメリカビザ保有者は観光目的でのキューバ入国が禁止されてしまったから。

元々アメリカ経由で行く予定のところ、予約していた航空会社のUnitedも上海のキューバ領事館も飛行機に乗れるかの保証はできないとのコメントだったため、今回は急遽メキシコ経由(メキシコシティ)のルートでキューバ入りすることにした。

 


キューバ入国ビザ問題〜ツーリストカードを取得するまで

個人旅行の際、唯一面倒に感じるのがビザ手続き。

キューバはツーリストカードが入国の際必要で、日本では代行業者などもあるそう。
ただし、上海在住だった私達はこの手続きを上海の領事館で直接行うことに。

居住国がどこであれ、手続き方法はだいたい同じ。
ツーリストカード申請時に必要と言われたものが以下の通り。

・パスポート
・キューバでの宿泊施設の予約確認書類
・フライト情報
・証明写真(4.5×3.5cm)
・reason for travel/渡航理由書類(オンラインダウンロード)
・キューバ渡航時の保険関連書類

 

ここでのトラブルはまずパスポート問題

本来パスポートはコピーでいいとのことで電話で事前確認したものの、手続きに行くと原本を2週間ほど預かると言われてしまった。
中国ではパスポートが身分証代わり。
中国内のホテルに宿泊する際も、外国人である以上パスポート提示が必須となる。

週末に上海市内のホテルに宿泊予定だったため、なんとか交渉した結果、数日後に追加料金を支払う条件でパスポートを返却してもらえた。
(これは上海、かつ領事館だからなのかは不明)

 

次に宿泊施設の予約確認書類

民泊が人気のキューバでは、現地に行ってその場で宿を決める方も多いはず。
そういった方はどうされてるのだろう?と疑問が残ったが、問題はキューバのホテル予約が簡単ではなかったこと。

オンラインでその場でレートを確認してポチッと予約、ではなく、泊まりたかったホテルはまず料金問い合わせからスタート。その後メール返信を待って、そこから更に宿泊予約をお願いする流れだった。

結局これではツーリストカード申請に間に合わないため、オンライン予約を受け付けている仮のホテルを一度予約し、その証明書類を持って申請手続きということに。

 

最後に保険について。

新たに旅行保険に入ってもよかったが、既に海外在住者のため複数カ国でカバーされる保険に加入しており、その英文書類を確認、取り寄せるのに一苦労。

だが、苦労の甲斐もなく、手続き担当者には、キューバ入国時に提示すればいいため、ツーリストカード申請時には不要と言われてしまった。

今回何度も領事館にも事前問い合わせをしたものの、いざ足を運んでみると言っていたことと違う事が多かった印象。

これはキューバのお国柄なのか、それとも上海領事館だからだったのかは不明だが、スタートから少々苦い思いをした。

 


宿泊先選定 民泊派?ホテル派?〜手配について

キューバ旅行で日本人が必ずと言っていいほど訪れるのがハバナ。
旧市街全体が世界遺産となっているこの街は、歩いていると建物のドアに民泊のマークを多く見かける。

ハバナ経験者の友人たちには民泊をお勧めされたが、結局ハバナとその後訪れたビーチリゾートいずれも宿泊施設はホテルを選択。

 

理由はさておき、ホテルにして良かった点をいくつか。

・24時間いつでもチェックインができる
(トラブルがあり、結局早朝4時頃のチェックインとなった)

・美味しい朝食がしっかり取れた
(ハバナ市内のレストランは飛び抜けて美味しいところはなく、朝しっかりホテルで朝食を取ったことで1日の行動がスムーズに)

・Wi-Fiが使えた
(キューバはネット環境が整備されていないことで有名)

・タクシーなど移動手配のリクエストがしやすかった

 

30代になってからは特に、旅先でのホテルやレストランを重視するようになった。
そう言った意味で今回選んだホテルは大変満足しているため、別途ホテルについてのblogを書く予定。

 


現地移動問題

キューバのタクシーはほぼメーターはなく、交渉次第で料金が決まる。

市内観光程度ならそれでもいいのだが、今回私たちはハバナから4時間半程離れたビーチリゾートを目指すことに。

調べたところ、流しのタクシーだと10万円かかった経験談や、バスだと丸一日移動にかかる等のネガティブな情報ばかり。

そういうときホテル泊ならそのホテルのレベルにもよるが、ある程度現実的な料金の車チャーターを紹介してくれる。
結果、往復500CUC (約500USD /5万円強) で手配ができた。
この手配をしてくれたのが カヨサンタマリアのビーチリゾートにある Dhawa

ここについても別途blogで紹介する。

複数都市へ行きたい場合は、キューバ内の往復車移動を避けるためにも、カナダ経由のフライトを手配してハバナin、どこか別のキューバ内空港outにした方が効率的かもしれない。

 


持ち込み禁止!ドローン問題

これは一部の人にしか必要のない情報かもしれないが、キューバへの空路でのドローン持ち込みは禁止されている。
しかも、2016年までは完全没収のルールだったとのこと。
幸いにも今は空港預かりで、5日目までは無料、6日から罰金が課されるシステムへと変わっていた。

そうとは知らずに機内持ち込みの小さなキャリーケースにドローンを入れていた私は、到着後のセキュリティーチェックで指摘を受けた。

そこからが大変…

キューバは社会主義国家だからなのか、ラテンの国だからなのか、とにかく手続き全てがスロー。
私たちの前に3名同じような手続きで並んでいたので、すぐに順番がくるだろうと思っていたものの、結局待つこと4時間以上。
更にドローンを預ける書類手続きに1時間。
そうこうしているうちに10pmに空港に到着したのに、空港を出れたのが3amを過ぎていた…。

ちなみに返却時にも1時間半以上かかってしまい、今後海外へのドローン持参は控えようと思うきっかけに。

ドローンユーザーの皆さんはご注意ください。

 


 

キューバ旅行に行くまでの大変さや苦労ばかりアピールしてしまったけれど、実際に行ってみてよかった!と思える旅先キューバ。

宿泊したホテルや気に入ったレストラン等、今後Blogや旅MUSEで紹介していこうと思う。

 

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