Old Habana – 街全体が世界遺産 色が溢れるハバナ旧市街散歩で出会った風景

by Michelle

キューバ関連blog第三弾。

後輩から「GWにキューバに行きます!」と連絡をもらい、彼女の渡航までに情報をまとめるつもりが、結局間に合わなかった…。旅MUSEのコレクションと共にいま急ピッチで進めているため、珍しく連日の更新中。

今回はハバナの旧市街散歩で出会ったカラフルな街並みをご紹介。

キューバの玄関口ハバナ。”Old Habana(オールドハバナ)”と言われる旧市街は、街全体が世界遺産。
2015年、54年ぶりにアメリカとの国交回復するまで経済制裁を受けていたこの国は、40、50年代のクラシックカー(いわゆるアメ車)が当たり前のように街中を走り、建築もスペイン統治時代のコロニアルな街並みがそのまま残されている。

国交が復興したとはいえ、まだまだインフラ周りの整備は追いついていない。
インターネットスピードもかなり遅め。ましてやWiFiなんて、ホテルや街中の数箇所のみのWiFiスポットと限られていた。(街中でたまに見かける人だかりは、大抵WiFiスポット。WiFiカードを購入すれば使用可能。)

普段の旅行ならGoogle Map片手にスポットを確認しながら歩くことが多いが、ハバナでは話が別。
インターネットや地図にとらわれず、気の向くままにひたすら歩いてみた旧市街では、グリーン、ブルー、パープル、ピンクetc.色取り取りの鮮やかな風景に出会えた。

– GREEN –

– BLUE –

– PURPLE –

– PINK –

これまでの旅先で、こんなにもカラフルな街並みに出会ったことがあっただろうか…。
細道を入るとそれぞれに心惹かれる色の建物、ドア、壁が現れる。
カメラの充電がなくなってしまうほど、街を歩いているとシャッターを切る手が止まらない。

1日だけでは飽き足らず、連日ひたすら歩いて各所を探索した。

▲カラフルな街並みについテンションが上がった瞬間普段なら着ないような青のクラシックカーのプリントTシャツ。街中の小さなお店で購入したもの

朝散歩の際に出くわした住民たちの足取りを辿ると、色鮮やかな野菜や果物のマーケットにも出会った。
新鮮なフルーツが美味しいキューバ。ホテルでも毎朝、朝食で美味しいフルーツをいただいたのはキューバの思い出の一つ。


野菜やフルーツ、ここでも目に飛び込んでくるものどれもが鮮やか壁と緑とピンクの小花が印象的だった一角▲Instagram でも反響が大きかったピンクと黄色のバイカラーの壁

カラフルなのは建物だけではない。
キューバ名物のクラシックカーたちを忘れてはいけない。

キューバに来たらクラシックカーに乗りたいと言う方も多いだろう。

広場には沢山のアメ車タクシーが停まっていて、だいたい1時間30CUC(約30USD)程度で観光ドライブへ出掛けられる。(事前交渉必須)

私たちが訪れた2018年2月の段階ではもう、近代的な車や観光用の大型バスもちらほら走っていた。今後アメリカの経済制裁緩和により、近代的な乗用車が輸入され、クラシックカーは減ってしまうのだろうか…。

小道に駐車された個人所有のクラシックカーも、今だからこそ楽しめる風景なのかもしれない。

今回の旅の思い出に夫がマーケットで購入していたクラシックカーの置物
こんな写真が撮れるのも今だけかもしれない

もしも、オールドハバナと呼ばれるハバナ旧市街の歴史地区に溶け込むクラシックカーの様子、街並みを見たいという方は、できるだけ早くキューバへ旅することをお勧めしたい。

ちなみに、キューバへ渡航予定の方から治安についての質問があったが、個人的には治安はいいと感じた。
社会主義国家故に、のんびりした時間が流れていたハバナ。
一部の民営飲食店を除いて、レストラン従業員たちもかなりマイペース。

サルサ音楽に身を委ねて踊る人々や、道端で談笑する人々。
穏やかな雰囲気が街には漂っていた。

ラテンの空気を味わえるカリブの島国。
Blogを見てちょっとでもキューバに興味関心が芽生えた方がいると嬉しい。

(*何かご質問があれば、Instagramでコメントをください。)

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